ところで例のウイルス騒ぎで、毎日のように家族で登山をしていたら、息子の足がやたらと早くなってきました。頂上まで家族で競争をすると、ものすごい速度で山に登っていきます。父親も母親も全くついていけません。競争さえしなければ、息子のやつは、かなりゆっくり登るタイプなのですが、一番に頂上に到着したら好きなメニューをお昼ご飯に選べるというご褒美をつけると、ものすごいスピードで上がっていきます。とてもじゃないけれど追いつけない。7歳でこれですから、あと2年から3年経ったら、親の荷物を担いでもらわなければ一緒に登るのも難しくなるかもしれません。
話は変わりますが、日本でも例のウイルスの抗体検査の結果が出たようですね。500検体のうち抗体陽性は東京都と東北地方でそれぞれわずかに3検体と2検体。単純計算で東京都で0.6%、東北地方で0.4%という結果になりました。
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2020/05/20200515_01.html
ちなみにニューヨーク市では21%。ウイルスの発生源である中国に近く、中国から大勢の観光客を受け入れてきたことを考えると、この低率には驚かされます。いったい他国と何が違うのか? あえて違うところをあげてみれば、日本は検査実施数が少ない。アメリカの2.2%しかしてない。逆に言うとPCR検査数の多い国ほど感染爆発している。ということは、検査を広範囲に行わないことが感染爆発を押さえられるという仮説もでてくる。ワイドショーの主張の逆をやったことが感染爆発を防いだという仮説もでてくる。
ただ、日本が幸運だったことも確かだった。
幸運とは、横浜に入港したダイヤモンド・プリンセス号での集団感染が注目されたことです。連日、マスコミで大きく取り上げられ、そのために一般人が防疫に走った。
政府の動きは鈍かったが、政府が動く前に一般人が動いた。国民が一斉に自主的にマスクをつけ、アルコール消毒を行った。ダイヤモンド・プリンセス号での集団感染が、あれほど大きく取り上げられてなかったら、国民は、もっとのんびりしており、被害はもっと深刻なものになっていたかもしれない。つまりダイヤモンド・プリンセス号は、アヘン戦争のショックみたいなものだった。アヘン戦争に幕府(政府)の反応は鈍かったが、民間人は大きく反応してしまった。それと似ている。
いや、アヘン戦争というより黒船というべきか?
ただし、ダイヤモンド・プリンセス号のときは、欧米諸国のマスコミは上から目線で日本を攻撃してきたし、国際的な非難も浴びた。「マスクは意味が無い」と欧米諸国に嘲笑もされていた。しかし、今から思えば、3711人の乗員中、感染者712人(19%)、死者13人(3.5%)という数字は、船内という密閉空間ということを考えたら、その後の欧米諸国の惨状と比較して決して悪い数字では無かったと思う。また、あのダイヤモンド・プリンセス号への対処が、その後の感染対策の予行演習として役立っていた可能性もあるかもしれない。
「ありがとう、ジャパン」とライトアップされたダイヤモンド・プリンセス号
つづく。
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