2020年07月29日

草津温泉『高松』に泊まってみた!

 群馬愛郷キャンペーンとGotoキャンペーンを利用して、草津温泉・よろこびの宿『高松』に泊まってきました。

20-727_01.jpg

 最初は万座温泉に泊まろうと思って、楽天トラベルで万座温泉を検索したんですが、シーズンのためか、どこも高価格帯であきらめました。でも草津温泉は安かったので、湯畑から徒歩3分の好立地にある大型温泉ホテル『高松』に、9000円のプランで泊まったのですが、泊まってみて草津の方が安かった理由がわかりました。人が来てないからですね。過当競争で潰れた宿もあったと思います。逆に言うと、草津の宿は、泊まるなら今がチャンスかもしれません。今なら安い値段で上のプランが狙えるからです。

 過去に私は、草津温泉の『大東館』『ホテルビレッジ』『ホテル桜井』に泊まったことがありますが、どの宿も良かった。草津の宿でハズレくじを引いたことが無かったのです。で、『高松』に泊まってみたら、やはり良い宿でした。たしかに古いですが、逆にそこに味わいがあります。ここには平成時代に絶滅してしまったオールドパーツが残っていたからです。まず黒電話。

20-727_03.JPG

 息子は、生まれてはじめてのダイヤル式黒電話に大喜び。
 嫁さんも感動している。
 この電話は、リニューアル改装しても残して欲しい一品ですね。
 そしてキッチンと懐かしき冷蔵庫。

20-727_05.JPG

 もちろん昭和の冷蔵庫らしく、ドアをあけるとこんな感じ、
 こういうタイプの冷蔵庫は、もう見かけなくなったので、嫁さんは大喜び。

20-727_06.JPG

 最近のホテルでは冷蔵庫は空にして御客さんが使えるようにしたうえで、酒類は自販機で販売するようになっているので、こういうタイプは珍しいですね。そして極めつきは窓用エアコンです。昔なら草津にエアコンなんか必要なかったのですが、地球温暖化で、エアコンが必要になったのでしょう。しかし、建物の構造上、エアコン用の工事が難しいつくりなので、窓用エアコンになっているのだと思われます。

20-727_04.JPG

 ビリヤードもあります。かなり本格的なやつです。

20-727_09.JPG

 他に、ゲームセンターもあります。ホームページには、もっといろいろな設備があるはずなんですが、新型コロナウイルスで、閉鎖されていました。三蜜防止のためでしょう。でも、温泉は、天下の草津だけにあって、さすがに素晴らしかったです。

20-727_07.JPG

20-727_08.jpg

 凄かったのは料理です。
 九千円のプランでこれなら文句なしです。

20-727_10.JPG

 特に凄いと思ったのは、子供用の食事です。

20-727_11.JPG

 赤い丼にはチラシ寿司が入っていて、陶板焼きには大きなハンバーグ。
 そして鍋にはしゃぶしゃぶ!
 皿には、子供の好きなものがいっぱい並んでありました。

20-727_14.JPG

 そして私のところには、上州牛のすき焼き。
 嫁さんのところには、上州牛の陶板焼き。
 いずれも、美味しい霜降り和牛!
 他にも色々な料理がずらり!
 子供と大人では、料理が全く違っている。

 楽天の口コミには「三枚しか入ってない」とクレームがありましたが、いやいや、三枚といっても、巨大な三枚じゃないですか! 新型コロナウイルス以降、楽天もじゃらんも口コミがきつくなっている気がするのは私だけですかね? この素材で、この量なら文句ないです。ただし、辛口の口コミを書いてる人は、高価格帯のプランの人たちばかりなので、結局は、コストパフォーマンスの問題かなあ?

20-727_13.JPG

 翌日。チェックインの時は、朝食は7時30分だと聞かされますが、それだと息子の学校に間に合わない。
「あれ? ホームページには7時からだと空いてあったので、7時20分にチェックアウトするのでも、食べられると思ったのですが、なんとか7時に食べられるようになりませんか?」
「ではなんとかします」
とのこと。
「でも、ホームページには7時30分と書いてありますよ」
「あれ? あれ?」

 自宅に帰って確認してみたらやはり朝食は7時と書いてある。しかし、その下に注意書きで、現在は7時30分からと書いてあった。ややっこしい! これじゃ間違えますよ! 高松さん。で、これが朝食。本来ならバイキングなのだけれど、新型コロナウイルスで、こんなかんじになっています。

20-727_15.JPG

 すごいのは、朝から湯豆腐鍋・イカそう麺がでていたこと。

20-727_17.JPG

 そしてベーコンエッグを陶板焼きで作って食べるスタイル!

20-727_16.JPG

 仲居さんが、料理を解説してくれたので、嬬恋村の宿屋であることをばらし、いろいろ情報交換をしました。群馬の人は、うちとけるのが早いですから、どんどん正体をバラした方が面白い。聞けば、仲居さんたちは草津では野菜などの物価が高いので、嬬恋村に買いに行くことも多く、つつじの湯にも入りにいくそうです。草津温泉は、酸性度が高いので、直し湯として嬬恋村の温泉に行くのかもしれません。

 とにかく料理が美味しかった。この価格で、このレベルなら文句なしです。草津の宿は、これで4軒目になりますが、どの宿も低価格帯(1万円以下)で予約した場合は、ハズレてなかったですから、低価格帯(1万円以下)のプランなら安心して良いと思います。高価格帯だと、私が泊まった体験から『桜井』さんが良いかもしれません。でも、年老いた仲居さんに荷物を持たせるのが心苦しくなる私のような人間だと、値段の問題では無く、性に合わなかったりするので、そこは人によって感じ方が違ってしまうかもしれません。私は、どちらかというと気さくに話が出来る群馬ぽいフレンドリーさが好だし、同業界人として情報交換したいところもあって、きどってない宿が好きなのですが、それを無礼だと思う御客様もいるかたもいるだろうし、まあ、人それぞれでしょうね。もちろん『桜井』さんもフレンドリーですよ! すごくフレンドリー! 高価格帯だけれどフレンドリー! 

 いずれにせよ、これからGotoキャンペーンがはじまりますが、これをチャンスに草津温泉には頑張ってもらいたいです。



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング









posted by マネージャー at 11:02| Comment(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。