2020年08月25日

東信会の軽井沢空手教室

 今日も涼しい一日。朝晩は寒いくらいです。ちなみに息子は、今日からスケート部の陸上練習に参加するようになりました。去年は、全く参加できませんでしたが、今年は火曜日にやっていた軽井沢の空手教室に参加できなくなったために 、代わりに嬬恋東部小学校のスケート部の陸上練習に参加するようになったのです。

 軽井沢の空手教室(東信会)は、フルコンタクト系空手(元極真会)で、毎年のように極真空手の大会にエントリーして、それなりの実績を出す硬派な空手組織ですが、なのに小学生の空手教室では、空手よりもサッカーやドッジボールといったゲームばかりやっています。東信会の鈴木先生の考えは「子供は、まず体をつくるべき」というもので、空手より運動神経の向上をメインに変則サッカーゲームをさせています。変則サッカーゲームで、いつのまにか夢中になって走らされるのです。

 空手もあまり基礎練習をしません。専らパンチングミットを叩くなど、キックボクシング系統の練習が多く、いきなり本気で殴る蹴るの打撃の組み手を行います。もちろん先輩は、さばいてばかりですが、同輩どうしは本気でやりあいます。正座も体に悪いからと、最小限しかやりません。とにかく動かされる。そういう空手教室なので、息子は、この教室が大好きでした。

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 息子はこの空手教室がいたく気に入って、毎週火曜日が待ち遠しいぐらいに喜んで通っていました。なので、ずっと休みなく練習に参加して皆勤賞をとっていたぐらいです。ところが新型コロナウイルスによって、 空手教室が3ヶ月ほど中止になったのです。それでも6月には再開され、うちもそろそろ参加しようかなーと思っていたら、軽井沢で新型コロナウイルスの患者が次々と出たことによって、空手教室への参加を控えました。うちの息子を感染のリスクから守る必要があったからです。で、今日まで空手教室復帰が延び延びになってしまいました。

 しかし、これでは息子の体が鈍って仕方がないので、しばらくの間、軽井沢の空手教室はお休みにして、同じ火曜日にやっている小学校のスケート部の陸上練習に参加することにしました。その第1日目が、今日だったわけです。

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  で、息子が陸上練習から帰ってくるなり、嬉しそうに
「1000 Mマラソンで2位だったよ」
と言ってきました。2年生の中で、二番目に早かったそうです。1位は、去年のマラソン大会で大会新記録を作った女の子だったそうで、その子には勝てなかったようですが、 2位なら立派なものです。なぜならば、幼稚園時代はビリが定位置だったからです。

 息子は3月26日生まれなので、 どうしても運動能力に劣ります。幼稚園の年少組の時の3月生まれのハンデは大きかったと思います。それは年中組の時でも同じで、年長組になるとさらに差が大きく開いたような感じがしました。 息子お風呂の中で、私に
「足が速くなる薬はないの?」
と聞いてきたり、他の子供達とかけっこをするのを露骨に嫌がったりしました。

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  申し訳ないと思った私は、最低でも週に1回は息子に走る練習をさせ、東信会の軽井沢空手教室に参加したんですが、その成果が、 1年後の今になって、少しずつ出てきたようです。少なくともビリから脱出できた。一緒に走った仲間たちは、幼稚園時代から空手教室などで一緒に練習してきた子供達で、幼稚園時代では、一度だって勝てない相手だったんですよね。

 と言うか、勝つ以前に、勝負にならない相手だった。息子は一緒に走るのを嫌がって、走ろうとしなかった。なので、私は息子以外の子供たちの駈けっこの審判ばかりやっていた。息子は、それを一人でポツンと眺めていた。その頃を思えば、大きく成長したと思います。努力は自分を裏切らないというのは本当です。

 

つづく。

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posted by マネージャー at 22:10| Comment(0) | 教育問題を考えてみる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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