それはともかく、今年の気象はちょっとおかしいですね。ついこないだまで、非常に暖かくて、紅葉が遅れまくっていたんですが、浅間山に突然の初冠雪。あまりにも突然だったので、日曜日には、池の平湿原に家族で偵察に行ってきたんですが、あちこちに雪が残っていました。
ちょうど一週間前、私は槍ヶ岳の山頂の山小屋に泊まっていたんですが、標高3000メートルの山小屋にもかかわらず、夏のような陽気でした。 夜中に外に出て星空を眺めたんですが、全く寒くありません。むしろ心地よい風が吹いていました。
星空の星たちは、手で掴めそうなくらいに輝いていましたし、新月だというのに星明かりで北アルプスの山々がよく見えたくらいです。それがたった一週間で、あさま山に雪ですから驚きます。一体どうなってるんでしょうかね?
話は変わりますが、槍ヶ岳に行った時に、ちょっとした違和感を覚えました。若い人たちが、ほとんど見られなかったからです。私は毎年10月の連休が終わった後に、家族全員で北アルプスを登山するのですが、ここ数年は、山ガールと言われる若い人たちが少なからずいたものですが、今年は一人としていなかった。
もちろん子供も少なかった。7歳の私の息子が一人だけで、あとすれ違いで槍から降りてくる12歳くらいの双子の女の子が一組くらいしかいなかった。これは上高地でも一緒で、子供たちは非常に少なかったし、山ガールも皆無。学生たちもゼロだったような。去年は、そんなことはなかったのに。これも新型コロナウイルスのせいなのか? それとも、山小屋がGotoキャンペーンをやっさてないためなのか?
またこの時期は、山小屋で仕事をしていた若い人たちが、あちこちに遊びに出てくる時期でもあるのですが、そういう人たちも見えなかった。 というか、そもそも登山家たちが少なすぎた。 横尾山荘から槍ヶ岳までのルートは。夏ならば行き交う人たちが渋滞を作るものです。紅葉の時期ならば、 尚更ですが、全くと言っていいぐらいに 人間が少なかった。
みんな新型コロナウイルスが怖かったのかもしれません。何しろを山小屋といえば、ぎゅうぎゅうづめの相部屋ですから、感染リスクは非常に大きい。私も今回泊まってみて、 今後は山小屋を使うのは、やめようかなと思ったりです。 来年からテントにしようかなと思ってるんですが、今年は若い人たちが少なかったこともあってテント組も少なかったです。
このままだと、登山人口がどんどん減っていきはしないですかね。登山というのは、2・3年くらい登らなくなると、その後ずっと登らなくなる傾向がありますから、そういう文化が消えないように何とかして行きたいなと、アウトドア派の宿屋の親父は思っています。でないと、せっかく息子に地質・天文・植物・動物を教えたのが無駄になりますから。
つづく。
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