2020年11月18日

愛犬コロ(シエルティ)が8歳に!

 今日も小浅間山と浅間牧場を散策してきたんですが、外の気温が17°と言う信じられない温度で驚いてしまいました。17度といえば、北軽井沢では初夏の気温です。ほんの2〜3日前は、2度とか3度だったし、朝方は氷点下で飼い犬の飲み水が凍ってたぐらいです。それがいきなり17°ですから驚きます。一体どういうことになってるんでしょうか?

 まあそんな話はどうでもいいとして、浅間牧場で浅間高原を見渡してみたら、カラマツの黄葉もほとんど終わっていました。もちろん広葉樹林はとっくの昔に終わっています。 今年は紅葉が遅れ気味だったんですが、途中で例年にない寒波がやってきたために、 アッとゆうまにカラマツの黄葉が終わってしまったようです。

 にもかかわらず、ここ数日の異常な高温に、スキー場などはてんやわんやの大騒ぎになっているようです。どこのスキー場も、オープンの延期を決定したようです。せっかく人工降雪機でスキー場整備したのに、全て駄目になってしまったわけですから、本当にかわいそうです。

  ちなみに天気予報によれば、ここ数日間の気温は全国的に平年より高い状態が続くようです。不気味なのは、秋雨前線が近づきつつあることです。明後日つまり11月20日頃には、秋雨前線が日本列島を覆うみたいです。連休の始まる11月21日は、晴れるようですが、気温は下がり気味になるようです。連休に北軽井沢に来られるお客様は、不安定な気候に対応できるような服装で来られた方が良さそうです。また、こういった不安定な気候では、風邪も引きやすいので、体調管理にも気をつけてください。


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 話は変わりますが、うちの宿で飼っている愛犬コロ(シエルティ)が、8歳になりました。犬の8歳は、 人間の40歳とか50歳にあたります。このぐらいの年齢になると、だいぶ落ち着いてきて、飼い主とアイコンタクトで会話するようになってきました。元々シェットランドシープドッグという犬は、アイコンタクトが得意な犬で、人間に対して気遣いをする犬種で有名ではあるんですが、年齢を重ねてきて、ますますその特徴が出てきたようです。

 話しかけると、飼い主の話をじっと聞いています。
 会話の意味を理解してるかどうかは別として、
 とにかく飼い主の話を受け止めている。
 受け止めた上で、目線を合わせながら飼い主の意図を汲んで行動してくれます。


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 実は、私は、過去に何匹もの犬を飼ったことがあるんですが、これほどまでに飼い主の意図を酌んでくれる犬に出会ったことがない。転んだら慰めてくれるし、アイコンタクトで息子と駈けっこをしてくれる。落とし物も拾ってくれるし、散歩の気配も感じてくれるし、そうでないときも感じてくれて犬小屋で大人しくしてくれる。

 でも、そんな私も、過去に何度も飼い犬のしつけに失敗している。その私が、今の犬と最高の関係をきづけているのは、シェットランドシープドッグと言う、あらゆる犬種で一番頭が良いと言われている種類を飼ったということもありますが、過去に犬のしつけに何度も失敗した経験があったから、今飼っているシエルティのしつけに成功したのかもしれません。


 実は犬には、臨界期というものが明確にあります。
 臨界期というのは、ある期間を過ぎると簡単に学習できなくなってしまう時期のことです。

 もちろん臨界期を過ぎても学習できないということではなく、その後に学習容易期というものがあるので問題ないのですが、臨界期なら努力無しに学習できるのに、学習容易期に入ると努力と苦労が必要になる。臨界期のようにはいかなくなってしまう。それが犬の場合、生後2ヶ月から4ヶ月の間にあたります。この時期に、狭い空間(ガラスショーケースなど)に閉じ込められたままになったら、そこから出ることを恐れるようになる。


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 つまり生後2ヶ月から4ヶ月の間に行うしつけによって、犬のキャラクターが変わってくる。この時期に、外で走らさなければ走らなくなる。牧羊犬のシェルティでも走らなくなる。ドッグランに行くと、走らないシェルティがたくさんいるのです。走らない理由は、2回目のワクチン接種までは、外出させてはいけないと言うことが、いろんな本に書かれてあるからです。だから生後3ヶ月(または4ヶ月)になって、やっと外に出す人が多い。その頃には、走らない犬になってしまう。

 走らないシェルティを飼っている人に聞いてみたら、生後4ヶ月でやっと外に出したという人ばかりでした。生後4ヶ月ぐらいまで、ペットショップのガラスケースに入ってた犬を飼った人ならわかりますが、非常に臆病な性格になっています。なかなか散歩に出かけたがらない。そういうことを体験的に知っていた私は、生後2ヶ月ぐらいから、つまり1回目のワクチン注射が終わった頃から、庭先でどんどんを走らせしました。

 嫁さんと私で30メートルくらい離れて、エサをちらつかせながら、何往復も走らせました。ものの本には、小さい頃には、骨が固まってないので走らせるなと書いてありましたが、そういう忠告を無視して毎日のように雪の上を走らせたものです。 その結果、ものすごく走る犬になった。ドッグランに連れて行けば、2時間ぐらい走りっぱなしです。生後4ヶ月ぐらいになると、毎日のように雪の降る小浅間山に連れて行きました。その頃になると嫁さんが出産のために里帰りしていたので、その寂しさもあって、愛犬コロと一緒に寝込んだりもしました。

 昔、コリーを飼った時、しつけに失敗して、お腹を触ると噛み付かれたので、その反省でシエルティのコロに対しては、小さい頃から身体全体を触りまくり、アマガミを絶対に許さなかったので、噛み付くこともなくなりました。御客さんに噛み付いたら大変なことになりますから、噛み付きは絶対に許さなかったし、それだけは徹底させました。なので1歳児になった息子と一緒に浅間牧場で遊ばせました。





 あとシェットランドシープドッグは、牧羊犬であるために、うるさく吠える犬で有名なんですが、それを防ぐために無駄吠えするたびに、鼻先に酢水をスプレーして吠えるのをやめさせました。

 それから子供を嫌う犬が多いんですが、そうならないために、子犬のうちに子供とふれあいさせました。お客さんにお願いして、いろんな人たちに抱っこしてもらったり、可愛がってもらったりしました。 公園に行って、小さなお子さんに可愛がってもらったりもしました。そのおかげで、なんだかんだで、お客さんからも可愛がられるようになったのですが、今思えば、生後2ヶ月から4ヶ月に行った、それらのしつけが全てだったと思います。その2ヶ月の間のしつけは厳しかったですが、その後に、誰からも可愛がられる幸せな一生手に入れたので、愛犬コロにとっては、2ヶ月間のしつけが、貴重な財産だったと思います。





 ただ、今飼っている愛犬コロに対するしつけのノウハウは、過去に何度も何度も失敗した苦い経験の上にありますから、大昔に買った犬に対しては、申し訳ないことをしたなぁと思っています。何度も何度も失敗しないと、わからなかった事があったのです。



つづく。

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posted by マネージャー at 22:17| Comment(0) | 愛犬日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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