しかし、『あざらし館』ひとつをとっても7億円という莫大な予算がかかります。この7億円の予算は、旭川市がバックにあるから出せるのであって、スパースペシャル超貧乏な草津熱帯圏では、そんな予算が、あるわけがない。いくら行動展示で人が呼べると言っても、民間の弱小企業に、そんな予算はない。
で、考えたのが、体験展示。
つまり面白いキャプションと、ふれあい体験です。
動物に実際に触れる動物園をめざした。
檻の金網を一部切り取って、檻の中に手を入れて触れるようにした!
これには子供たちが大喜び!
また、大量のヒヨコがいて、それを可愛がることができたりする。
縁日じゃあるまいしヒヨコのどこが面白いんだ?
と思うかもしれませんが、これが子供にとって大人気なんですよ。
「えええええ? ヒヨコを見せる動物園って・・・」
と思うかもしれませんが、実は、このヒヨコたちは、生きた肉しか食べない獣たちの餌だったりします。超貧乏な草津熱帯圏は、エサでさえ体験展示の涙ぐましい努力に涙が出るではないですか。
もちろんヒヨコがエサであるとは誰も言ってないし、それを説明するキャプションもありません。私の単なる想像ですけれど、見学する大人たちには、みんな分かってしまう。死肉を食べない生き物の解説を読んでいたりするので、このヒヨコたちは、ニシキヘビやワニの晩ご飯なんだろうな・・・と。そして子供たちに、その考えを悟られないように顔色を変えないように見学しています。
体験展示の例をあげておきます。
下の写真をみてください。
キツネザルに触ってみようと書いてあります。
この草津熱帯圏では、かなりの数の動物と接触できるのです。
で、ブラウンキツネザルのキャプションが面白い。
この文章に子供たちは大喜びしています。
学校の遠足に草津熱帯圏を選んだら絶対に盛り上がります。
息子はウンチに恐れをなして触ろうとしません。
次にエリマキキツネザル。
やっぱり触れる。
さわり方が書いてある。
他にキスする動物もいます。
キス魔です。
エサやり体験で、さわったりもできます。
エサのあげ方も詳しく説明しています。
まあ、こんな感じで、いろんな動物たちにさわれます。
もちろん危険な動物には、危険の看板があり、
フェンスで近寄れなくしてあります。
触れる動物と、危険な動物を分けているわけです。
逆に安全な動物には、とことんさわってもらって仲良く出来るスタイルが、草津熱帯圏の特色です。ですから子供たちに凄く人気があるわけです。
金網や檻の一部を切り取って、触りやすくしてあるのが分かりますか?
これこそ超ウルトラ貧乏動物園の体験展示です。
これには、うちの息子も大喜び!
長くなったので、今日はここまで!
次回は、大本命のは虫類の展示を紹介します。
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草津熱帯圏
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津286
http://nettaiken.com/index.html
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0279-88-3271
業時間 8:30〜17:00
年中無休
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ラベル:草津熱帯圏