Gotoトラベルが中止になって、みんなキャンセルになったらしいです。ただ例外があって、リピーターさん達はキャンセルがなかったようです。この辺もうちの宿と同じでした。
Gotoトラベルとは、宿泊費の35%と地域クーポン券の15%。合計50%を国が負担してくれる制度なんですが、実はまだ支払ってもらっていません。
Gotoトラベル自体は、去年の7月から始まっているんですが、うちの宿に関して言えば、まだ1円ももらってない。ここで愚痴を言えば、税金は待ったなしでとって行くのに、Gotoトラベルの費用は未だに振り込まれてないと言いたいところですが、実は、未だに振り込まれてないことが、結果として助かった可能性がある。
いつ支払ってくれるのかは、まだ分かりませんが、日本政府のことですから、年度末までには支払ってくれるでしょう。つまり、私たちのような宿屋が、御客さんゼロが続いて、本当にヤバくなった頃に入金されてくるはずですから、逆の意味で良かったです。
話は変わりますが、新型コロナ騒動で、給付金やGotoトラベルの費用が、全国各地に振り込まれることになっているわけですが、これで大儲けしたのが銀行かもしれません。ものすごい振込手数料になるからです。それを考えたら、日本政府も直轄銀行を持つべきではないでしょうか? 100%政府直轄の銀行があって、マイナンバーカードと連動できていれば、全国の銀行に振込手数料を支払わずに振り込める。でも結局のところ、引き出すためには、どこかの金融機関のATMを使わなければいけないんですよね。それだったら同じことか・・・・。役場にATMつくるわけにもいかないだろうし。
いっそのこと、日本国政府が電子マネーを作っちゃったらどうでしょうかね?
振込手数料のかからないスイカみたいなものをつくっちゃう。
マイナンバーカードを電子マネーにしちゃうとか。
まあそんなことはどうでもいいとして、実は、去年の12月から今年の3月末頃までに、もう一度新型コロナのピークが来ることは、宿屋仲間では予想がついていました。インフルエンザが大流行する時期に、新型コロナウィルスが、大流行しないわけがないからです。ですから今回のことは、想定内と言えば想定内です。どのお宿さんも準備はできていました。うちも覚悟をもって臨んでいます。
12月から3月にかけては、お客さんが、ゼロでも生きていかれるように頑張ってきましたし、それは、どのお宿さんでも一緒でしょう。でもGotoトラベルを考えた人たちは、そうは思ってなかったふしがあります。だから1月末までキャンペーンを続けたんでしょうね。こういうキャンペーンは、インフルエンザが流行する期間に行わない方がいいです。
それと外国からの入国制限を安易に緩和するのもどうかと思います。11月に入国制限を緩和したとたんに感染爆発が起きたわけですから、明らかに因果関係があるはずです。統計で見る限りGotoトラベルで感染爆発してはいません。ちょっと古い統計になりますが昨年11月までに、Gotoトラベルで感染確認されたのは、約130人です。
それを考えたら、今回の感染拡大と、入国制限の緩和と、インフルエンザの流行する時期と、何らかの因果関係があるような気がします。特にインフルエンザの流行する時期の特色として、冬の乾燥が考えられます。で思ったのですが、乾燥を防ぐための対策としてストーブを見直してもいいんではないかと思いました。
今どこの宿でもストーブは使っていません。みんなファンヒーターを使っています。危険だし、暖房効果もいまいちだからです。いまいちだけれど、ストーブだったらやかんを置いて沸騰させることができる。そして湿度を上げることができるわけです。そうすれば喉にもいいし、ウィルスを撃退する効果もあるはずです。停電の時を考えて、物置の奥底にストーブが2台ほどあったこと思い出して、何年ぶりかで、それを取り出してみました。メーカーは、コロナ。コロナの対流型ストーブです。
息子が生まれてから、幼児には危険と思って奥にしまい込んだストーブ。今まで使ってなかったストーブとヤカンが、新型コロナウィルス騒動で活躍するようになるかもしれません。あれで冬場の乾燥を少しでも緩和できたらいいなあと。でも、幼児連れの御客さんが来たら、使うことはできない。その場合は、客室にある加湿器つきの空気清浄機に大活躍してもらうことにします。
つづく。
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