息子のやつも、嬉しそうに豆まきを行いましたが、7歳にもなると非常にずる賢くなっています。豆まきといえば、大豆の煎ったものをまくのが相場なんですが、どういうわけか息子のやつは、南京豆を撒こうといいます。私にしてみればどっちでもいいので、南京豆を買ったわけですが、皆さんのご家庭では、節分で蒔く豆は、昔ながらの大豆でしょうか? それとも、拾い集めやすい南京豆でしょうか? 私は、鬼の面つきの大豆を買おうとしたら、息子がマッタをかけてきました。鬼の面のついてない南京豆がいいというのです。昔は、鬼の面がついてる方がいいと言ってたのに。
しかし、南京豆を
「鬼は外」
と巻いた後に拾って、食べる段になって、ようやく南京豆をまきたかったかが分かりました。息子のやつも、まいた豆は、年齢の数だけ食べられることはわかっていて、 7歳という年齢なので南京豆を7個食べたわけですが、よくよく見たら14個食べている。南京豆はひとつの殻に二粒のピーナッツが入っているので、14個食べられるわけです。どおりで、鬼の面がついた大豆の豆よりも、何のおまけもついてない南京豆を欲しがったわけです。
「そんなに食べたかったのか」
と思った私は、
「節分で食べる豆は、数え年と言って、普通でも1歳年齢が上になっている数の豆が食べられるんだ。満7歳なら、数え年で8歳なので、7つではなくて8つ食べられるんだよ」
と教えたら嬉しそうに もう一個の南京豆を食べ始めました。別に10個でも20個でも食べてもかまわないと思うんですが、歳の数だけ食べると言うルールだけは守りたいと思ってるようなので、 こういう入れ知恵をしたわけです。
ちなみに私も、ボリボリと南京豆を食べていたら、息子のやつが恨めしそうに見ていて、なんとなく食べづらくなったので、 食べるのを止めて、全て息子に譲ってやりました。息子は、嬉しそうに
「明日になったら何個でも食べられるんだよね」
と言ってきました。もちろん、 どうぞどうぞです。
一昔前なら、ピーナッツは太る原因として子供に食べさせたくない食材だったかもしれませんが、現在では、ピーナッツに含まれるオイルが健康に良い事が証明されてしまったので、 食べるのを拒む理由はありません。それに殻付きの南京豆は、子供の指を鍛えることもできるので、そういう意味でも、どを超えなければ、よいでしょう。
つづく。
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