2021年06月04日

安物の文具を使ってはダメだったんだなあ

 最近、息子が宿題をやらなくなってきたので、計算能力が落ちてきました。1年生の時は、指を使わずに一桁の足し算・引き算ができたのに、3年生になってから、指を使って足し算をするようになってきたのです。これは拙いなと思ったので、試しに100マス計算をさせてみたら10分もかかっていたので驚きました。1年生のときの倍以上かかっています。

 どうしてだろう?

 と不思議に思って算数の教科書をひらいてみたら、単位・図形・表とグラフといったことを習っていて、計算問題が少なくなっていたために、息子の計算能力が退化してしまったらしい。あと、息子は好奇心が強すぎてEテレの『高校ベーシック数学』は面白がって見るくせに、地道に基礎計算能力を高める作業を嫌がります。ようするに頭でっかちなんですね。これでは、将来、絶対に算数で挫折することは、あきらかなので、しばらくの間、Eテレの『高校ベーシック数学』を見るのを禁止して、小学1年生まで戻って、毎日1回は、100マス計算をさせることにしました。

100masu3.jpg

 で、最初の1週間は、ひどいものだった。100マス計算を終えるのに8分くらいかかっていた。次の1週間で6分に縮まり、3週間目になって、ようやく5分まで縮まりました。やっと指を使わなくなり、1年生のレベルに追いつきました。そこでEテレを見ることを許可したわけですが、考えさせられました。

 私たち大人は、子どもの学年があがると昔より頭が良くなったと思い込んでしまいますが、必ずしもそうではないですね。計算能力は、脳を使わなければ退化してしまう。これは大人にも言えることで、大人たちも読書とか、文書を書かなくなったら脳が退化してしまう。実は、私も嫁さんも、最近は物忘れがひどくなってきている。なんでも無い固有名詞とか、なんでも無い単語が出てこなくなってくることがある。漢字もど忘れしてしまっている。
「あああ、これはヤバい」
と思ってしまう。

「そうだ、ボケないために日記でも書こう!」

と思ったのが数ヶ月前のことです。どうせ日記を書くなら、ブログを書いてやろう!と思って、できるだけ長文のブログを毎日書いています。そうすれば、脳みそと、指先の鍛錬になるかもしれないと考え、今日にいたります。


dd959c0884771b0.jpg


 ちなみに100マス計算をやらせて分かったことですが、鉛筆を百円均一ショップで買ってはダメですね。百円均一ショップの鉛筆は、木の密度が低いせいか、木が柔らかすぎるためか、すぐに芯が折れてしまう。そのために力を入れてかけないために字が下手になっていく。それに比べて公文の鉛筆は、よかった。木が堅くて芯が折れない。三角なので鉛筆も持ちやすく、字も綺麗に書ける。100マス計算も早く終わる。安物の文具を使ってはダメだったんだなあ。失敗した! ふだん使う鉛筆だからこそケチってはいけなかったのだなあ。



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング







posted by マネージャー at 23:24| Comment(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。