1年生の時も、2年生の時も、1日で全て終わらせて、のこりの夏休みは、大好きな読書と宿題ではない趣味の自由研究にふけったものですが、3年生ともなると、問題集の難易度が高くて1日では終わらなかった。4日もかかってしまった。3年生ともなると、問題集のレベルが高くなっているみたいです。
それでも4日かけて終わらせ、読書と自由研究がスタート。自由研究といっても、宿題のためにやる自由研究ではなくて、単なる趣味でやる自由研究。図書館から借りてきた自由研究の本をよく読んで、面白そうな研究をみつけたら付箋をつけて、それらを参考に、さまざまな研究をしている。
これは、1年生のときから、ずっと続けている。私が
「せっかく自由研究するなら、それを宿題として出したら?」
と言うのですが、頑なに拒否する息子。研究は好きでも、それをレポートにまとめるのが大嫌いなのだそうだ。でも、実験や研究は大好きで、遊び感覚で色々な実験をやっている。それも大人顔負けの難しい実験をやってるので、レポートにして提出したら何らかの賞をもらえるのではないかと思うのだけれど、
「それは絶対に嫌だ」
と拒否している。レポートにする暇が有ったら、もっと実験をしたいらしい。というわけで、息子は研究者にむかないみたいである。コツコツと実験を積み立てて、結果を文章化することが、嫌いなようだ。つまり息子がえってる「自由研究」は、「工作」をやってるようなもので、そう思うと、「自由研究」と「工作」は、紙一重なのかもしれない。
本当は、工作をガンガンやりたいけれど、工作キットを購入するためには、お金がかかるために無限に工作はできない。仕方が無いので、費用がかからない「自由研究」で、いろいろな実験をしているのかもしれない。実験といっても、工作の延長上でやっている実験なので、レポートにまとめる気は、さらさらないみたいだ。親としては「もったいない」と思うのだけれど、本人にその気が無いのなら仕方が無い。
ちなみに息子は、自分の小遣いからプランター・肥料・苗を購入し、プチトマトを栽培し、私に100グラム100円で売却して、小遣いを稼いでいますが、それを「自由研究で発表したら? 資本金と売上げをもとに損益計算書つくって、利益について研究するのはどうだろう?」とも提案してみたけれど、断られてしまった。そういう面倒くさいことは、やりたくないらしい。親の私としては、その研究で息子が複式簿記の考え方を発見できたら・・・と思ったけれど、そういう気にはなれないらしい。工作は好きでも、研究は嫌いらしい。息子は研究者向きでは無く、クリエイター向きなのかもしれない。
つづく。
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