2021年08月27日

息子の投資が危険信号

 実は夏休み前から息子に投資を教えています。投資と言っても株式では無く、株は株でも、プチトマトの株で投資を教えています。ようするにプチトマトを栽培してそれが実ったら100グラムで100円で買うと言う約束をしました。農業と簿記と生物を教えるためです。あわよくば、夏休みの自由研究の題材にと思いましたが、それは息子が断りました。息子の興味は商売のうま味への関心だけです。

 もちろん投資ですから必要経費は息子のお小遣いから出します。息子と一緒にコメリに行ってプチトマトの苗を二株と肥料を買って使ってないプランターに植え込みました。それらの経費は700円で、700円を息子の小遣いから出しています。700円以上の売り上げになれば、息子の儲けになり、それ以下になると赤字です。





 この計画は4月に始めました。本当なら早めに栽培して、ゴールデンウィーク以降に植えれば、それだけ儲かるのですが、あまりに早く栽培を始めると、霜が降りて苗が全滅することがあります。そのデメリットを教えたのですが、息子は安全策を取り、1ヶ月遅れの6月1日から栽培を始めました。

 苗にしても、安いものは70円からあります。70円の苗だと、100グラム70円で私が買い取るとし、300円のないなら100グラムを100円で買い取ると宣言。結局300円の苗を2株買い、肥料が100円。総経費が700円。息子は700円を小遣いから投資したわけですが、果たして元が取れるのかどうか?

 6月は順調でした。ずっと晴れていました。7月も順調でした。ずっと晴れていたので苗はどんどん大きくなったのですが、8月になると連続の雨。気温が下がって花も咲かず、全く実がなりません。結局、お盆過ぎても合計300グラムぐらいしか取れていません。苗の方もだんだんしょぼくれてきて、葉の一部も枯れてきて、花も咲かなくなってきています。

 このままだと、確実に赤字になることがわかり、息子は悔しがっていました。

 八歳の子供が、損することで、悔しがってるのを見ると、さすがに哀れに思った私は、少しばかりヒントを出して手伝うことにしました。

 私は肥料が足りないのではないかと思いました。葉っぱが小さくなってきている。長雨でプランターにガンガン水が入って肥料が流されている可能性がある。だから、大量に肥料を入れることを提案し、それを実行してみたら、花が大量に咲いてきた。おまけに、お盆明けに晴天が続いて、夏がぶり返してきたので、プチトマトも大きくなってきている。





 そして数日後、プチトマトはどんどん大きくなってきて花も大量に咲き出しました。花の数が80くらいあるので、これが全て実ったら400グラムになるし、青い実も40くらいあるから200グラムは確実になった。果たして700円の元はとれるのでしょうか? 息子のやつは毎日ハラハラしています。私も少しだけハラハラしています。


つづく。

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posted by マネージャー at 20:33| Comment(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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