2021年10月07日

燕岳の朝

 翌日、御来光と富士山をなが、私たちは燕岳に向かいました。

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 燕岳は、北アルプスで最も美しい山で、花崗岩でできています。

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 なので、気象条件が厳しく寒暖差がはげしい北アルプスでは、風化も激しくて、それだけに多くの奇岩が目をたのしませてくれます。関西の人なら分かると思いますが、六甲山の蓬莱峡のような風景が楽しめます。たしか六甲山も花崗岩で有名ですよね。御影石があるくらいですから。その中でも面白いのは、イルカ岩。イルカにそっくりです。

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 逆に言うと、地面は崩壊した花崗岩の屑ばかりですから土壌に栄養が無く、それゆえにコマクサくらいしか生えてきません。なので花の季節になるとコマクサが目を楽しませてくれるようです。

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 コースもなだらかで散歩気分で歩けます。燕山荘には、そういう人たちのためのザック置き場まで用意しているので、みんな手ぶらで燕岳に向かっているようです。で、気になったことは、ドローン公害。こういう国立公園に、やたらとドローンを飛ばすのは、どうなんでしょうかね?

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 あと、このルートは展望がいい。このルートにかぎらず、表銀座コースもそうなんですが、本当に展望がいい。私は、穂高・槍・上高地が好きなので、毎年通ってますが、展望に関しては、遠くから槍が望めるこのあたりの方がいい。

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(燕岳頂上)

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 けっきょく1時間以上かけてのんびり燕岳まで往復しました。
 とっても幸せな一日でした。
 名残惜しいけれど、その後は下山。
 留守番している愛犬コロにエサをあげなければいけないから、早めに帰らなければならない。

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 10時頃に登山口まで下山する。
 下山後は、ソフトクリームを食べたけれど美味しかったなあ。

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 とても有意義な一日でした。
 こんなに天気が良いと知っていれば、もう1泊予約しておけばよかった。
 残念!

 新型コロナウイルスのせいで、予約無しに山小屋に泊まれなくなっているので、涙をのんで下山するしかないのが悔しい。でも、逆に言うと、山小屋に詰め込まれることが無くなったので、そこは良かったと思います。昔は、トイレ前に寝かされた上に、布団1枚に3人という酷い詰め込みをされたくらいですから。


つづく。

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ラベル:燕岳
posted by マネージャー at 23:17| Comment(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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