息子が生まれて九年もたってしまったのだ。
ひとより成長が遅れていたために、いろんな専門の先生のサポートをうけながらも、今日までやってきた。
さいわいなことに、私が脳科学に夢中になっていたので、いろいろな手法で知能を伸ばすことができた。
おかげで勉強の方は、さほど苦労はしてないし、知能検査でも高い数値をだしている。
しかし、それでも、成長の遅れは隠しようがなかった。
1年生の2学期になる前までは、クラスメイトと会話もままならなかったし、いつもワンテンポ遅れていた。
ステゴザウルス系といか、鈍かった。鈍くさかった
会話能力も幼かった。
なので特殊学級である『言葉の教室』に通わなければならなかった。
つまり学力と、成長の遅さは関係なかった。
知能検査の結果と、成長の遅さにも関連性がなかったといえる。
学力も知能も、親の私が後天的に高めただけであって、それが成長の遅さをカバーすることはなかった。
しかし、親の私から見て息子の成長が劇的に改善されたと思われる切っ掛けはあった。
特殊学級である『言葉の教室』である。
息子は『言葉の教室』を楽しんでいた。
あと、教科書の音読だ。
この2つは、幼稚園の頃には無かった教科だった。
それだけに効果が高かったと思う。
あとスポーツである。軽井沢の風越体育館がやっているスポーツ教室に出席することによって劇的に成長したように思う。新型コロナウイルスで教室は閉鎖されてしまったけれど、それまでに行った運動で息子の会話力は非常にアップしたと思うし自信もついた。そして、最近になってようやく、みんなに追いつきつつある。どうやら、スポーツと音読は、子供の脳を鍛えるようである。今年は、もっとスポーツと音読をさせてみたいと思う。そろそろ『論語』あたりの音読をさせてみようかと思っている。
ただし、失敗もあった。算数だ。息子の算数力は年々劣化しつつある。息子は1年生のときに、百マス計算を2分から3分でできていた。それが2年生になったときも10分もかかっていたので、これは拙いと思って、もう一度、百マス計算を毎日させたが、4分より早くできることはなかった。で、3年生になって、久しぶりに百マス計算をやらせてみたら、また10分もかかったので、もう一度、百マス計算を毎日させたが、こんどは4分30秒より早くできることはなかった。これはどういうことだろう? 計算力は確実に退化しつつある。ただし、難しい問題を解く力はつけている。なのにも計算力だけが退化している。なぜなんだろうか?
文字も汚くなった。
息子の字が綺麗だったのは、小学校1年生がピークだった。
その後、年々、きたなくなっている。
不思議だ。
つづく。
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