ちなみに 毎年4月29日に行われている「 みどりマラソン」でも、中学生高校生の部で2位。中学校で行われている全校マラソン大会でも学年2位(全校で6位)。 今年はどの大会でも2位ばかり。1位の壁は厚かったわけですが、中学校のマラソン大会に限って言えば、1位との差はたったの10秒。1年前は1分近い差があったので、1位も射程圏内に入ってきたとも言える。
息子は、3月26日 生まれなので、小さい頃はそれが大きな壁(ハンデ)となっていた。けれど中学2年生ともなるとハンデも、ほぼ なくなりつつあるのかもしれません。息子が幼稚園の頃は足が遅かった。 そのためにイジメにあっていた。対策として 軽井沢の空手教室。嬬恋村の空手教室。キックボクシング教室に通わせたのですが、あまり効果はなかった。
私は息子が生まれた時に、勉強ができなくてもいい。運動ができなくてもいい。 ただ健康であってくれればいい。 そして のびのびと育ってほしいと思って「健(タケル)」という名前をつけたのですが、 実際に幼稚園や小学校に通わせてみると、それは空論だった。
子供がのびのびと学校生活をエンジョイ するためには、ある程度の運動と、ある程度の勉強ができないとダメなのだ。心ない人たちに小馬鹿にされたり、イジメられたりするからだ。いくら 親が「のびのびと育ってほしい」と思っても、「学校生活をエンジョイしてほしい」と思っても、 運動ができなくて勉強ができないと、周りがそれを許してくれない 。勉強もできないといけないし、人にバカにされない程度の運動もできないといけない。
息子を 空手教室に連れて行ったら、初日に先生からダメ出しを食らってしまった。運動が全くできなかった。特にかけっこが絶望的だった。仕方がないので 空手教室の子供たちを集めて かけっこをさせてみるのだが、 みんな喜んで参加するのに息子だけ一緒に走るのを嫌がってしまう。最初から負けるのが分かっているからだ。
息子は2歳の頃から登山を始めて3歳で八ヶ岳の頂上まで登っている。4歳で槍ヶ岳にも登っている。 かけっこの才能はないけれど、 登山に関してはエリート教育をしてきたし、自然ガイドの勉強もさせてきている。 小学校に入る前から高山植物の名前や 地質に関する知識を得ていた。将来、宿を継ぐわけだから、学校の勉強が遅れたって全く気にしてなかったし、かけっこでビリだとしても親としては全く気にしてなかった。 けれど一緒にお風呂に入っている時に、息子のやつは 泣きそうな顔をして
「お父さん、足が速くなる薬はないの?」
と言ってきた。 よくよく見ると体のあちこちにあざがあったりする。 どうやら イジメられてるらしい ということを、幼稚園の先生に聞いてしまった。先生は、「強くならないとダメ」と言ってきた。で、2つの空手教室と1つのキックボクシングジムにいれたけれど根本的な解決にならなかった。
そのうち新型コロナが発生して学校が休校するようになると、あらゆる運動サークルが活動休止となってしまった。仕方が無いので親子でマラソンをしたり空手の練習をしたりしたのだが、新型コロナが発生中も活動をやめなかったサークルがあった。これが軽井沢のスケートクラブだったのだが、そこに通わせてみると、息子の足はドンドン速くなっていった。
そして運動会で必ずビリの常連だった息子が、キャベツマラソン2位、みどりマラソン2位、校内マラソン学年2位というところまでやってきた。勉強もそこそこできるようになってきた。英検も次々と合格しているし、漢字検定も頑張っている。あとは、学校生活をエンジョイしてくれればいい。彼女とデートするくらいになってほしいけれど、どうなってるのだろうか?
つづく
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