川原湯温泉は吾妻川の渓谷にある静かな温泉です。今から800年ほど前に源頼朝によって発見されたといわれ、草津の湯治の仕上げに入浴された温泉でもあります。ただ八ッ場ダムの建設により数年後にはダムに沈むことになっています。
奇祭、裸祭りとしても有名な「湯かけ祭り」は毎年1月20日(大寒)の早朝に地元の繁栄を祈り、1年の無病息災と平穏無事を祈願して行われます。
400年ほど前、ある日、突然温泉が出なくなってしまった。村人達はたいへん困り果てていたが、ある村人が温泉の匂いをかいだところ、ニワトリの卵をゆでた臭いがしたそうです。
そこで川原湯神社に鶏を奉納しお祈りしたところ、再びお湯が噴きだした。初めは「お湯わいた、お湯わいた」と言ってみんな喜んでいましたが、そのうちに「お祝いだ、お祝いだ」と言いながら、みんなでお湯をかけるようになったというのが「湯かけ祭り」の始まりといわれています。
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すごい熱気なんでしょうね。