なんだかオカルトっぽい話になってしまいますが、実は、この話のテーマは、オカルトの話ではありません。そういう意図はありません。霊というものが、本当にあるのかどうか、私には分かりません。ただ、そういうものを感じる力を持った人には、特殊な力があるみたいなのです。これは、本人が意図するかどうかは別です。
自覚症状が無くとも、
危険を避けられるからです。
たとえば、どこかに出かけたとする。急に、気分が悪くなり、ちょっと、ここの場所から離れてくださいと、注文を出したとします。そして、その場所から離れます。その直後に、なにか事故があったりして、離れたために事故に遭わず助かったとしたら、それは一種の予知能力が働いたことと同じ事になります。
しかし、これを予知能力と言うべきかどうか? 本人にしてみれば、気分が悪くなって場所をはなれただけですし、予知をしたつもりもないし、予言をしたつもりもないからです。しかし、自覚症状が無くても結果として、危険を予知したのと同じ事になる。
問題は、自覚症状があった場合です。
自覚症状があると、とてもやっかいなことになる。
ある意味、運命というものが見えてくるからです。
これが非常にやっかいなことになる。
ひきこもりの原因を造ったりするからです。
こういうケースは、オカルトっぽい話にかぎりません。知能指数に置き換えてみても言えることです。頭が良くて先が見えてしまう人がいますが、先の見えすぎる人は、すぐに挫けてしまいます。今やろうとすることが無駄であることを見破ってしまうからです。
しかし、本当のところは、やってみないと分からないことも多い。失敗してみないと見えないことも多いし、事故に遭わないと分からないことも多い。
だから失敗や事故は、決して無駄ではないのですが、わざわざ自ら失敗する人間はいません。失敗すると分かっていたら、失敗しないような方法をとるのが普通です。
だから先が見えない人間は、見えないために失敗し、そこで学習していくのですが、なまじ見えてしまう人間は、失敗するチャンスを奪われてしまってる。これって、幸福なようで、かなり不幸なことです。というのも、こんな事件があったからです。
つづく
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