2007年06月21日

三丁目の夕日的な貧乏生活1

三丁目の夕日的な貧乏生活1

若い頃、なぜ、あんな無茶ができたのかと、
不思議に思うことがあります。
その一つが貧乏生活です。

若い頃の貧乏生活は、
誰もが体験していることと思いますが、
人によって、貧乏生活には、違いがあると思います。
ここでは、私ま個人的な体験を述べてみたいと思います。

私が学生時代の平均時給は、450円くらいでした。
30年近く前の話です。
当時、吉野屋の牛丼が400円でしたから、
物価は、今とかわりありません。

その時代に、時給450円で1日に8時間バイトしても3600円。
週に5日働いても、1万8000円。
月給7万2000円にしかなりません。
そこから家賃や、光熱費を引いても、残りはわずかです。
生活できるわけがありませんから、
最初は、食費を削り、質屋がよいの毎日となります。

ところが、しばらくすると、この『食費を削る』というところに
恐ろしい罠があることを思い知らされます。

最初に考えたのは、誰もが思いつくようなことです。
パンのミミを30円で山ほど買ってきて、
それを腹一杯食べて食費を節約しました。

牛乳は高くて買えないので、業務用の脱脂粉乳を仕入れて、
そこに砂糖をたっぷり入れて、何杯も飲みました。
これだと腹がふくれますから
「パンのミミと、脱脂粉乳の取り合わせは、最高だな」
と実感したものです。

ところがです。
その生活を1ヶ月も続けると立ちくらみがしてきます。
立上がると、血が、ザザーと下がるのがわかるんですね。

最初は、野菜が足りないのかなと、
近所の野菜市場から屑野菜を無料で
もらってきて、炒めて食べたんですが、
多少の改善はありましたが、
やはり貧血はなおりませんでした。

つづく

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posted by マネージャー at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 貧乏・貧乏旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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