三丁目の夕日的な貧乏生活2
最初に考えたのは、誰もが思いつくようなことです。パンのミミを30円で山ほど買ってきて、それを腹一杯食べて食費を節約しました。牛乳は高くて買えないので、業務用の脱脂粉乳を仕入れて、そこに砂糖をたっぷり入れて、何杯も飲みました。
ところが、その生活を1ヶ月も続けると立ちくらみがしてきます。
立上がると、血が、ザザーと下がるのがわかるんですね。
それから、頭痛に悩まされるようになり、咳もでてくるようになりました。さらに睡眠不足、寒けにも襲われるようになり、目眩までしてきました。こいつはいかんと、風邪薬を飲んだり、体によさそうなフルーツを食べたりしたのですが、体は悪くなる一方で、ついに寝込んでしまいました。
そうなると、自炊する気力もなくなったので、コンビニに行きましたが、貧乏ゆえにコンビニ弁当を買う金もなく、一番安いカップ麺を買って食べるしか、なくなりました。で、カップ麺を食べたわけですが、これが非常に美味かった。
と、同時に、あれほど酷かった頭痛や低血圧や寒気が一気に吹き飛んでしまった。
体によさそうなフルーツやサラダを食べても症状が改善されなかったのに、カップ麺を食べると、症状がすぐ良くなった。そして、その後も何回もカップ麺を食べたわけですが、食べれば食べるほど体調が良くなってくるのに気がつきました。
「そんな馬鹿な?」
と思われる人も多いかもしれませんが、当時の私も思いました。しかし、カップ麺を食べると体調が良くなっていくのは、確かな事実でした。変だなと思いつつ、別の食材、つまりカレーライスを食べても調子が良くなることがわかり、ある確信が得られました。
「塩分が足りなかった」
つづく
↓ブログの更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
2007年06月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック