御注意
以下の文を読む場合は、必ず、
さだまさしの「北の国から」の
メロディーのBGMをかけながら読むこと。
(平成生まれの君は、お父さんに解説してもらってね)
「コージどこ行った?」
「知らない」
「マネージャーさんが呼んでいる」
「コージどこ行った?」
「知らない」
「マネージャーさんが呼んでいる」
「コージどこ行った?」
「知らない」
「マネージャーさんが呼んでいる」
部屋に引きこもっているコージ君。
そこに現れるマネージャー。
「瞬間移動するのもいい」
「・・・・」
「カレーを5回お代りするのもいい」
「・・・・」
「アイスやジュースを秒殺するのもいい」
「・・・・」
「2時間かけて漬け物を並べたって俺は怒らん」
「・・・・」
「200グラムの鶏肉を裂くのに1時間40分かかっても、それはそれでブログネタに使えるから好都合だ」
「・・・・」
「科学することはいいことだ。俺も若い頃は、よくやった。でもな、お茶会の時に部屋に引きこもっててはダメだろう。君は、御客様を迎える立場なんだから」
ラーラーラララララーラ♪
ラーラーラララララー♪
ララララーラララララーラ♪
ラララーラーラーラー♪
浅間山のみえる草原。
ヘルパーたちと御客様が、楽しそうに
ツキノワグマを呼んでいる。
ルールルルルルル・・・・・。
そこには、コージ君の姿はない。
回想。
「話をするコツを教えてやろう」
「・・・・」
「話上手というのはな、聞き上手といってな。相手の話を聞くだけでいいんだ」
「・・・・」
「そして、話を聞く方法には、2通りの方法がある」
「?」
「一つは耳で聞く方法」
「・・・・」
「もう一つは、口で聞く方法」
「どういうことですか?」
「人は、耳で話を聞こうとばかりする。したっけ、それだけでは、すぐに沈黙が流れることが多い。耳で聞くだけではダメだ〜。口で聞くんだ」
「・・・・」
「具体的に言えば質問をする。それに相手が答えたら、返事をかえす。このやりとりが会話をはずませる」
「・・・・」
「もちろん、高校1年生のお前に、分からない内容の話も多いかもしれない。でも、それが逆にチャンスでもある。分からんことは、聞け。聞いて聞いて聞きまくれ。大人はな、コージ君が想像する以上に教えたがりなんだ。特に高校生にはな」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
外からツキノワグマを呼ぶ声がする。
ルールルルルルル・・・・・。
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
つづく。
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posted by マネージャー at 20:08|
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ヘルパー物語2006−2007
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