2021年10月28日

天気が良かったので四阿山に行ってきました。

 今日は天気が良かったので四阿山に行ってきました。

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(朝8時に登山開始・これは雪が凍っていると予想しての遅い出発)

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(途中までは雪がなかったけれど、8合目あたりから雪)

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(関東で一番標高の高いわき水)

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(11時に頂上に到着・さすがに寒かった)


  山頂から尾根伝いに浦倉山まで行ったんですけれど、稜線上は雪が凍っていて危険でした。今年は早い時期に秋山が終わってしまいそうな雰囲気です。軽アイゼンを持ってくるべきだったなと反省しています。ちなみに四阿山の階段は、年々劣化が激しいですね。 いつか補修が必要になることと思います。野地平湿原も、乾燥化が進んでいますね。池の平湿原も大平湿原もそうですが、年々乾燥化が進んでいて、笹藪たちが、根を張ってきています。


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(浦倉山山頂・ここで初めて知ったのだが、米子大瀑布へのルートは、台風19号のせいで崩壊し、無くなっているのですね。あまりの事に衝撃をうけました。もう浦倉山から米子大瀑布へ行けないのか・・・と、大ショック!)

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(野地平湿原)

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(14時半頃に下山・さすがに疲れた・でも野地平湿原経由の下山はなだらかでいい! 鳥居峠ルートより楽だと思う)


 ちなみに今回は、スマホでヤマレコをダウンロードして、それを使って登ってみたわけですが、これが非常に便利なことは分かりました。特にショートカットに使えそうなルートや、間違った方向に行った時に注意してくれる機能なんかは、とてもよかったです。ただし、バッテリーをたくさん使うので、そこが危険ですね。モバイルバッテリー充電器を用意した方がよさそうです。でも、あまりこれを過信するとしっぺ返しがくるような気がしました。



つづく。

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2016年07月12日

根子岳から四阿山の縦走

 遅ればせながら、わが家にも息子が生まれ、そしてスタッフの土井くんのところに2つの新しい命が生まれ、以前のように毎週ハイキングツアーを出すことができなくなってしまいました。とはいうものの、まったくツアーをやってないという事はないのです。実は、こっそりとハイキングツアーのイベントをやっているんですよね。おおっぴらに人を募集しないだけで、毎月何回かハイキングイベントをやっていました。

 ただし、それは集客のためというよりも、私を必要としてくれる人のためのツアーです。つまり何らかのワケありの人(例えば視覚障害者など)からお声がかかったら、よほどのことがない限り断らずにツアーを出していたんです。そのなかの1組のお客様から、神戸牛の贈り物が届きました。神戸牛ですから、かなり高かったと思います。それを家族でいただきました。食べながら、さっきまで3人のお客様と根子岳から四阿山まで縦走した思い出にふけっていました。

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 根子岳から四阿山の縦走を行いたいとゆう3人のご高齢のお客様がいました。

 3人のお客様のなかには80歳近くになろうとする方もおり、しかもその方は脳溢血でいちど倒れていました。しかし、奇跡の復活を遂げて、去年は浅間山に登っています。そして今年は、根子岳と四阿山を縦走したいという希望でした。しかし運悪く、ちょうど梅雨のシーズンにあたり、梅雨前線まっただ中に根子岳と四阿山が入ってしまいました。

 ああ、これは絶対無理だな。

 雨の中、高齢者に縦走を強いるのは無理です。無茶です。登山口までは、行くだけは行きますが、内心絶対無理だと思っていました。しかしです。奇跡的に、その日は根子岳の辺りだけが、晴れたんです。これはたまに、起きることで、下界では雨が降っていても、標高2,000メートル以上は、晴れていることが稀にあるんですよね。つまり、雲海の上だけがぽっかりと晴れることがあるんです。また、梅雨前線は、ちょっとした気圧の変化で、上下に移動して、一定の地域だけ晴れることがあるんです。私は山の神様に感謝しました。そして 3人のお客様を縦走に連れて行こうと決意したのです。

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 さいわい、お客さんも、体力だけはありました。
 話を聞くと、 1年も前からこの日に向けて
 毎日トレーニングを続けてきたそうです。

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 おかげで根子岳までは、コースタイム通りでした。私が荷物を担いでいるとは言え、 80歳近くでありながら、コースタイム通りに上るというのは至難の業です。ましてや脳溢血から復帰した人ですから、この体力は驚異的ともいえるでしょう。

 しかしです。問題は下山の時におきました。根子岳から四阿山に向かう途中、標高を150メートルぐらい降るところがあります。そこで、問題が生じました。脳溢血の後遺症が出たのです。足の動きと、脳の動きが、下山の時に限ってシンクロしないのです。そのために、走って下山する様になって、私がそれをブロックするために、何度も抱きかかえる羽目になりました。体力は、 1年にわたる訓練でなんとかなりましたが、脳溢血の後遺症だけは、訓練でどうにかなるものではなかったようです。

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 しかし、それから四阿山の登山は、順調でした。ほぼコースタイム通りに登れたのです。 1年間の訓練の賜物です。 2人の親友が、一緒になって訓練してくれたおかげかもしれません。これはすごいことです。その年齢で、根子岳と四阿山を縦走することだけでも大変なのに、脳溢血からの奇跡的な復帰登山ならですから、本当にすごいことだと思います。これはご本人の努力もさることながら、 2人の友人のサポートも素晴らしいものがあったと思います。 3人は良い山仲間だと思いましたね。

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 きっと山の神様は、そんな3人に、素晴らしい天気と、
 たくさんの花畑をプレゼントしてくれたんだと思います。
 ちなみに、登山にかかった時間は、ほとんど休みなしに歩いて9時間30分。
 これを病後の後期高齢者がなしとげたわけですから、驚かされますね。

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つづく。

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2015年10月19日

バラギ湖の紅葉について語ってみる 2015年10月18日撮影

今年は紅葉が遅めであるために、広葉樹林と針葉樹林(カラマツ)のダブル紅葉を見られるという珍しい状態です。20年に一度あるかないかの紅葉の豊作です。いつもなら広葉樹林の紅葉は、とっくに終わっています。しかし、まだ残っているのですね。つまり今年は、まだ霜がおりてないんです。紅葉は、霜が降りたら終わりですから。

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ところで、このバラギ湖。知る人ぞ知る場所で、フライフィッシングなど釣りのできる湖で、クリンソウやレンゲツツジなどが咲き乱れる別天地なのですが、観光客があまり訪れない場所でもあります。つまり穴場であり、いつ訪れても人はいません。それだけに静かで美しい紅葉を独占できます。

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遙かに見える山は、四阿山。
こんなに近くに見えます。
風が無ければ、湖面に逆さ四阿山が・・・。

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木道もあります。
この木道が最高なんですよね。

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これは、熊よけのラジオが設置してある。
四阿山には熊がよくでますが、イノシシも多いです。

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海外で大活躍していた御客さんに紅葉撮影につきあってもらいました。
(某国の元領事です)

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遠くに見えるのが浅間山。

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遙かに見えるのが四阿山。

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この湖で過ごすコツは、ただ、ひたすらにノンビリすること。
よちよち歩きの幼児も、危険も無く湖面を一周できます。
木道や芝生が道だからです。
一日、のんびり釣りをするのもいいかもしれません。

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つづく。

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2015年05月15日

四阿山の山麓ハイキング(的岩と花童子宮)

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四阿山の山麓をハイキングしました。
非常に貴重な柱状節理の的岩と花童子宮跡を巡るルートです。

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このルートは行政的には嬬恋村にあるのですが、必然的に嬬恋村が登山道を整備するのが本筋です。ところが、嬬恋村が整備をするたびに、旧真田町の人たちが、感謝のお礼を言ってくることが多かったと聞いています。四阿山は、旧真田町の人たちにとっては、非常に大切な山だったようです。元々嬬恋村は、真田一族が大半を占める村でした。その真田1族は修験道と関わり深い1族であったようです。立川文庫の真田10勇士を読めばわかりますが、 10勇士全員が、修験道と関わりを持つ地域の生まれです。その代表的な存在が猿飛佐助であり、猿飛佐助の本拠地が鳥居峠と言われています。それが史実であるかどうかは別にして、鳥居峠が、真田1族にとって非常に重要な場所であった事は確かなようです。

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これが的岩です。古来日本人は、このような巨石に神が宿ると信じられていました。そしてこの巨石から霊力を引き出して、自分の力として利用したと言われています。それが本当かどうかは別としても、当時の人間はそれを信じて全国の山伏たちが四阿山に登りました。当然のことながら、途中の花童子宮という神社を通過します。そこには猿飛佐助のようなものが常駐していますから、全国から情報がそこに集まります。つまり四阿山は、 真田1族にとってのCIAの本部のような存在であったかもしれません。

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これが花童子宮という神社の跡地です。今から15年前に、ここに訪れた時は、もう少しマシでした。神社の礎石や石垣がきちんと残っていました。しかし現在は、廃墟を通り越して、石垣の後さえ残っていません。非常に残念ではあります。このような文化財は本気で守ろうとしないと、たかだか15年で痕跡さえも失ってしまうということに驚かざるをえません。

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 関係ないですが、真田10勇士を読むと、ついニヤニヤしてしまいます。嬬恋村から真田町のあたりの地名が、大量に出てくるからです。地元民でないと分からないような話もたくさん出てきます。しかし、私が子供の頃、さっぱり分かりませんでした。新潟県の出身だからです。あの話は、嬬恋村や真田町の人間でないとわからない話がたくさん出てくるから厄介です。いつかそれについて、お話ししたいと思います。

つづく。

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2014年09月28日

四阿山ハイキング(的岩コース)

四阿山ハイキング(的岩コース)

今回の四阿山ハイキングに参加された御客様は、かなり気骨のある猛者。
帰りは的岩コースです。
いつか最大の難所である鬼岩コースから四阿山に登る人はいないかな?

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つづく。

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2014年09月27日

四阿山ハイキング(下童子宮コース)

今回の四阿山ハイキングに参加された御客様は、かなり気骨のある猛者でした。
ゴンドラを使わず、あえて一番の難所コースを選んだ上に、
標高1800メートルの嬬恋清水の寄り道さえもしました。
さて、その勇者たちの記録です。

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つづく。

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2014年09月14日

浦倉山・野地平ハイキングツアー報告

浦倉山・野地平ハイキングツアー報告

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ほんとうは四阿山の予定でしたが、天候に不安があったので浦倉山・野地平に変更。

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2014年01月13日

根子岳スノーシューハイキング

根子岳スノーシューハイキング

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2013年10月15日

野地平湿原ツアー

野地平湿原

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2012年08月05日

四阿山登山

あがつまはや神社、愛妻神社でお参りを!

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そして、愛妻の鐘を鳴らすべし!

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そうです。
四阿山は、愛妻の山なのです。

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これが一番美味しい。
あまり実は無いけれど

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こんなところに!

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寝そべってアサギマダラを見よう!

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つづく。

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2011年06月20日

タケシマランについて

土井君が撮影したタケシマランについて

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この場所を記憶して、秋にもう一度行ってみましょう!
そして、こんな写真を撮るのです。

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つづく

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四阿山と根子岳を縦走してきました3.根子岳の花(後編)あいうえお順で紹介

四阿山と根子岳を縦走してきました3.根子岳の花(後編)あいうえお順で紹介

やっぱり根子岳は花が多いですね。
さすが「花の百名山」だけのことはある。
あいうえお順で紹介します
次は、「す」からです。


◆スズラン
 ユリ科スズラン属に属する多年草。
 有名な毒草。
 もちろん根っこも猛毒。
 ギョウジャニンニクと外見が似ているので、間違って中毒症状を起こす人が多い。
 スズランを活けた水を飲んで死亡した例もあります。

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◆ズミ
 バラ科リンゴ属。
 リンゴに近縁な野生種。
 実の味もリンゴそっくりで、お酒につけると美味しい!
 北軽井沢ブルーベリーYGHの裏庭にもあります。

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◆スミレ
 山菜としても利用されていますが、
 有毒なものがあるので注意が必要です。

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◆タケシマラン(竹縞蘭)
 ユリ科タケシマラン属
 すごい!
 これを見つけたのは偉い!
 これが見られただけで根子岳に行った価値がある!
 小さな花は、葉に隠れて垂れ下がるので見つけにくい。
 実は赤くて可愛いのが並んでぶらさがります。
 写真に撮るカメラマンもおおいです。
 カメラマンに人気のある高山植物。
 秋に、もう一回、写真を撮りに行くべき!

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◆ツマトリソウ
 端取草と書きます。
 サクラソウの仲間で、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草。
 ポピュラーな高山植物で、たいての山岳地帯にみられます。

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◆ハクサンチドリ
 ラン科ハクサンチドリ属の多年草の高山植物。
 花の付き方が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられました。
 南アルプスになんかでは、あちこちにみられますし、
 あちこちでかなり見られる高山植物。

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◆ハタザオ
 アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草。
 ハクサンハタザオ
 ミヤマハタザオ
 ヤマハタザオ
 イワハタザオ
 クモイハタザオ
 ウメハタザオ
と、たくさんの種類があるのですが、この写真では特定できない。
もっと葉っぱ・花が詳しく写っていればなあ。

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◆ヒメイチゲ(姫一華)
 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
 このあたりに多く自生しています。
 野反湖・四阿山なんかにも多く見られます。

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◆フデリンドウ
 根子岳といえばフデリンドウというくらい、
 根子岳のどこにでもある春リンドウ。
 浅間牧場・湯ノ丸スキー場・嬬恋牧場なんかでもみられます。
 
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◆ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
 イチヤクソウ科イチヤクソウ属
 一薬草かき、煎じて飲むと脚気の薬になるらしい。
 これも、浅間高原でよくみられます。

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◆マイズルソウ
 ユリ科マイヅルソウ属に属する多年草。
 葉の模様が舞う鶴に見えることから、舞鶴草という名がつきました。
 落葉層の発達した環境で、根茎を横に伸ばしよく繁殖します。
 浅間高原に多い高山植物。
 日陰に密集して群生しています。

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◆ミツバオウレン
 ツマトリソウに似てるんですが、キンポウゲ科オウレン属の多年草。
 湯の丸山でよく見かけますね。
 浅間山の北斜面の森林地帯にも多く咲いています。
 志賀高原や浅間高原では、おなじみの花です。
 湿地を好みますので野反湖や八間山にも多い。

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◆ミネザクラ(嶺桜)
 別名タカネザクラ。
 多雪や風にも耐えられることが出来る。
 浅間高原や根子岳に多い。
 特に根子岳から四阿山にかけての縦走路に多く、6月の花見を楽しめる。
 花は、ピンクで美しい。
 樹はの高さは一般的に小さい。
 
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◆ミネズオウ
 ツツジ科の常緑小低木。
 ミネズオウ属は、本種1種のみ。
 浅間山山系の代表的な高山植物で、浅間山の北斜面は、これが一面に咲いている。
 しかし、この花は、普通なら5月に咲く。
 この時期に見られたのは、雪が深い根子岳の環境によるでしょう。

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◆ミヤマキンバイ
 バラ科キジムシロ属の多年草。
 北アルプスや、白馬にいくと、こればかりある。
 ガレ場によくみる高山植物。

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◆ミヤマザクラ(深山桜)
 昔は、北軽井沢ブルーベリーYGHの庭にありました。
 他の桜と違って花より葉っぱの方が先に出る。
 そういう桜は、これしかない。
 ちなみに、この桜は下界では育たない。
 公害に弱いらしい。

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◆ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)
 湯ノ丸スキー場・鹿沢ハイランドに多いイチゴ。
 
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◆ムラサキヤシオ(紫八汐)
 ツツジ科ツツジ属 (落葉低木) 。
 紫色の染料で、何回も染め上げたツツジの意味。
 ツツジの中でも最も美しい色をしています。
 花が濃いですね。
 やはり登山道でみかけます。

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◆レンゲツツジ
 ツツジ科ツツジ属の落葉低木。
 有毒植物で密にも毒がありますから要注意。
 牛や馬も食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多いです。

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やっぱり根子岳は、花が多い。
まだ満開で無いらしいので、
今後が期待できます。


つづく

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ラベル:根子岳の花
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四阿山と根子岳を縦走してきました2.根子岳の花(前編)あいうえお順で紹介

やっぱり根子岳は花が多いですね。
さすが「花の百名山」だけのことはある。
あいうえお順で紹介します


◆アカモノ:イワハゼ

 ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。
 山野草愛好家の間では、シラタマノキのことをシロモノと呼ぶのに対して、
 赤い実を付けるためアカモノと呼ばれていますが、
 もともとはアカモモが転化してできた名前です。
 木の仲間で、酸性土を好みますから浅間山にも多くみられます。
 コケモモと違って葉っぱが大きくとんがっています。

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◆アズマギク
 キク科ムカシヨモギ属の多年草。
 根子岳に多い花です。
 というかスキー場や浅間牧場におおくみられ、群生しています。
 つまり乾いた草原におおくみられます。草刈や野焼きが行われている草原に多く見られます。
 日当たりのよいところを好むみたいで、登山道や牧場なんかにもよくみられますね。
 
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◆アマドコロ
 ユリ科の植物の一種で多年草。
 茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされます。
 浅間牧場などでよくみられますが、山菜として食べる人は、あまりいません。
 似たような毒草があって、中毒をおこすケースがあるからです。
 
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◆イワカガミ
 イワウメ科イワカガミ属の多年草。
 痩せた土地に多いですね。
 登山道や瓦礫帯や火山火口におおいです。

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◆ウマノアシガタ
 キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
 やはりスキー場や牧場の日当たりの良い場所でみられます。
 鹿沢の湯の丸山なんかだと、こればかりが目立ちます。
 というのも、キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつなので、牛食べないからです。
 中国では漢方薬で使っているらしいですが、コマクサと同じく薬効には疑問があります。
 ていうか、ふつうに毒でしょ!
 私は、こういう漢方薬を信じていません。

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◆オオカメノキ
 スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
 浅間高原に多い樹です。

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◆オオバミゾホオズキ
 ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属の多年草。高山植物。
 大きな葉を持つミゾホオズキの意味。
 高山で沢沿いや湿地などの水気のある場所に群生します。

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◆クリンソウ
 サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
 やはり湿地に咲きます。特に沢沿いに群生します。
 バラギ湖などに多く見られます。
 軽井沢植物園でもたくさん咲いていました。
 日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型。
 花茎を中心に円状につき、
 それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ているのでクリンソウ。

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◆クルマバソウ
 アカネ科 クルマバソウ属
 明るい林の湿ったところに群生しています。
 地下茎が伸びてマット状に広がるので北軽井沢では庭のグランドカバーにしてる人も多いですね。

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◆クロマメノキ
 ツツジ科スノキ属の落葉低木。
 ご存知浅間ブドウです。
 浅間ブルーベリーとも言います。
 北軽井沢ブルーベリーYGHは、ここから名付けられています。
 地元の人の話では、昔は実を漬け物にしたりジャムにして食べたそうですが、
 食べ過ぎると眠くなるらしいです。

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◆コケモモ
 ツツジ科スノキ属の常緑小低木。
 果実を食用とするが、栽培されることは稀で、野生のものを採取するのが一般的である。
 温帯から北極圏に近い地域まで分布しています。
 土壌が酸性の場所を好むために火山帯に多くみられます。
 黒斑山には、特に多いですね。

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◆コミヤマカタバミ
 カタバミ科カタバミ属の高山植物。
 葉っぱに特徴(ハート型)があるので、分かりやすい高山植物です。

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◆コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)
 ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。
 花の様子が仏像が身につけている瓔珞(ようらく)に似ているところからきています。
 
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◆ショウジョウバカマ
 ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。
 湿ったところを好みますが、
 湯の丸山の斜面にも多く見られます。

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◆シロスミレ
 スミレ科スミレ属
 湿原におおくみられます。
 八間山には、コミヤマスミレがありましたが、
 こっちはシロスミレですね。
http://www.plantsindex.com/plantsindex/html/group/gp_viola_maximowicziana.htm

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次は、「す」からです。


つづく

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ラベル:根子岳の花
posted by マネージャー at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四阿山と根子岳を縦走してきました1

四阿山と根子岳を縦走してきました1

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麓は、レンゲツツジで真っ赤!

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野鳥たちがいます。
ホオジロです!

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ルリビタキも!
さすがに美しい!

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まずは、根子岳登頂!

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次は、四阿山へ!

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四阿山!

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次は、根子岳の高山植物を紹介します。
ここは、八間山以上に花が多いところです。



つづく

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ラベル:四阿山 根子岳
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2011年06月07日

野地平湿原

野地平湿原は、パルコールスキー場から入ったところにあります。
観光ガイドブックには何1つ載っていない所ですが、穴場です。

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標高1650メートルの湿原です。山野草の宝庫でもあり、季節によっては
イワカガミ・ミツバオウレン・ムラサキヤシオツツジ・スズラン・レンゲツツジ・クルマユリ・
ツマトリソウ・アヤメ・ギボウシ・アザミ・タカネシュウロ・クガイソウ・ヤナギラン
などがみられます。

しかし、ここの花は、年々減りつつあります。
笹藪が増えすぎて、湿原としての寿命がきています。
あきらかに乾燥化が進んでます。

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しかし、雨が降ると大湿地帯に変化するところでもあります。
湿地に見えなくても、スギゴケが生えてますし、水を含むと
泥に足をとられますから注意してください。
末期でも、湿原は湿原です。

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つづく

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ラベル:野地平湿原
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2011年06月06日

浦倉山ハイキング

浦倉山ハイキング

今回のメンバー

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そろそろツツジが咲きました。

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ちなみに、この時期は野鳥観察にもってこい。
とくに、このルートは人がいないのと、
草原であるために野鳥を観察しやすいのです。

ちにみに、コガラのさえずり。

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ホシガラスかな?

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わー、カッコウだ!
これを観察しただけで、来たかいがあります。
充分もとがとれてます。

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稜線。

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頂上へ

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つづく

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posted by マネージャー at 20:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

バラギ山へのスノーシューツアー

今回は、バラギ山へのスノーシューツアー。
今回のメンバーです。

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天気が良くて、最高のコンデションでしたね。

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 去年は、大規模な林道工事が行われていて、登山道が寸断されているのと、どこの誰かはわからないが、夏道とちがうところに、新しいルートを造っているので、ルートに混乱が生じていましたね。しかたないので、必要以上に夏道にテープを設置しましたが、使用したテープは、10個です。バラギ山の7合目でテープが無くなってしまいました。まあ、道が分かりにくいのは、アンテナが設置してある7合目までであって、あとは、稜線上をあるくだけなので、間違えようがないので問題はないんですけれどね。

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滑ってますね。

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暖かい一日でした。

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これは頂上からの眺め。

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 気になる点。
 地形図のルート、間違ってますね。
 あきらかに違います。

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=54386305

 ちなみに地形図は、等高線は正確なんですが、ルートはほとんどいいかげん。
 だから初心者は信じてはだめです。
 
 ただし、バラギ山の展望は、素晴らしいのでおすすめです。

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帰りは、尻セード。

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つづく

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2011年02月16日

的岩までラッセルしてきました

的岩までラッセルしてきました
大雪で大変だったです。

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分かる人には、わかりますね?
こんなに積雪が

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テープの位置と雪の位置。

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これがルート

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このような場所で、途中でテープが無くなりますから
画像のように道は全く分からなくなる。
だから、この山を知らない人は、地形図がないと確実に迷います。
読図ができないと、登れません。

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的岩到着。

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バックに浅間山。

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鳥居峠から往復4時間半。
けっこう時間がかかりましたね。

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このルートは、去年、私が大量のテープを設置したのですが、
何者かが大半を撤去していました。
おそらく夏山しか登らない人が撤去したんだろうなあ。

(気持ちは分かるけれど、スノーシュー人口が増えた今となっては、夏山の感覚だけでテープを撤去するのは、いかがなものかと。冬になると道は見えなくなるし、素人が迷う可能性は大きくなる。もっとも、そういう人は入るなという正論も充分わかってますけれど、もう少しスノーシュー愛好家への親切心があっても良いと思う)


というわけで、どうせ撤去されるなら、再びテープを設置するのはやめようと思っています。

ですから素人が登ると途中でテープがなくなるので遭難します。
変なところに行ってしまいますので、気をつけてください。

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ちなみに今日、道に迷って途中撤退した人に出会いました。
ベテラン登山家のようでしたが、かなり苦戦した模様でしたね。
私がトレースつくった後に登れば、こういうことは無かったのに。

それにしても、ここは携帯が通じないので危ないよなあ。

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つづく

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2010年08月26日

四阿山縦走2 菅平からバラギ高原

四阿山縦走2 菅平からバラギ高原

このルートは面白い!

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頂上に到着!

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すばらしい景色

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つづく。

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2010年08月25日

四阿山縦走1 菅平からバラギ高原

四阿山縦走の風景です
今回は菅平からバラギ高原でした。

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で、今回のメンバー。

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あれ?
パワースポット氏がいるのに女性参加者がいない?
宿泊客は、女性がいっぱいいたのに、なぜ?

その理由は、ツアーに、逆パワースポットマンがいたからです!

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チーン!

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チーン!

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チーン!


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でも、景気はすばらしい!
山が美しい!
花もいっぱいです!

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逆パワースポット?
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....逆パワースポットマン.....?
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つづく。

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2010年04月23日

日本武尊は、本当に嬬恋村を通過したのか? マネージャーのミステリーツアー8

日本武尊は、本当に嬬恋村を通過したのか? マネージャーのミステリーツアー8

「日本武尊(ヤマトタケル)は、本当に嬬恋村を通過したのか?」

という質問を受けました。
私は、そくざに、こう答えました。

「そういう伝説が嬬恋村の田代にあるのです」
「でも、日本書紀には、碓日坂を通過したとになっています。だから碓氷峠が正解であって、鳥居峠ではないのではないですか?」
「そういう説もあります」
「嬬恋村には、碓氷峠という地名はないですよね」
「今はね。しかし、鳥居峠は、今でこそ鳥居峠と呼ばれていますが、嬬恋村では昔は、ここを碓氷峠とよんでいたんです。鳥居峠という名称は、長野県民がつけたのです」
「そうだったんですか?」
「黒斑山だって、長野では黒斑山でも、群馬では三つ尾根ですよ。呼び名が違っていて、たいていは長野の呼び方を国が採用してるケースが多いんです。嬬恋村にとっての碓氷峠は、鳥居峠のことでした」
「知らなかった」

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「それに吾妻郡村誌によると、嬬恋村の大笹は、古時、碓氷郡に属したと記録されています。今は高崎市と合併してしまった旧倉渕村も碓氷郡に属したと記録されています。碓氷郡というのは、太古の昔は広かったのです。旧倉渕村と北軽井沢と嬬恋村の一部も碓氷郡だったくらいですから」
「へえ」
「さらに、碓氷峠ですが、これは比較的最近開かれた道であり、古代は入山峠こそが一般的な古道でした」
「入山峠?」
「現在の碓氷バイパスのあたりです」
「あのへんですか」
「あのへんは昔から入山峠といってて、碓日坂と呼ぶ人はいなかったのです。」
「そうだったんですか!」

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「ここで、もう一度、日本書紀をおさらいしてみましょう。日本武尊は、碓日の坂で、弟橘姫を偲び、東南を望りて三たび嘆きて曰く「吾嬬はや」とのたまふとあります。実際に入山峠に行って『東南を望りて三たび嘆きて曰く「吾嬬はや」とのたまふ』を実行してみてください。入山峠から東南を見ても何も見えません。山の壁があるだけです」
「・・・・」
「逆に鳥居峠から『東南を望りて三たび嘆きて曰く吾嬬はやとのたまふ』を実行してみてください。眼下に吾妻の集落があり、峠を越えた瞬間、民家はゼロとなり、関東とは違う風景となります。鳥居峠の方が自然なのです」
「うーん」
「まっ、真相は闇の中ということです。どれが真実か? それを知る手がかりはありませんが、少なくとも嬬恋村の鳥居峠説を否定するだけの有力な根拠もなさそうですね」


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つづく。

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posted by マネージャー at 23:48| Comment(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

円通殿 マネージャーのミステリーツアー7

円通殿 マネージャーのミステリーツアー7

 嬬恋村干俣に干俣小学校がありますが、その隣に円通殿があります。永正年間1504年頃曹洞宗常林寺の住職をしていた旭邦和尚が隠居庵として建て、師(近江の禅寺の円通上人)を偲び円通殿と名付けました。和尚は村人に手習いを教え余生を送ったといいます。で、明治維新後は、この円通殿が小学校となったそうです。

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 ところで私が嬬恋村に来て、驚いたことは寺院の少なさです。私が生まれ育った佐渡ヶ島には、宗教法人名簿に登録されているだけでも、神社は267、寺院が281もあります。しかし、嬬恋村には、寺は2つしかないんです。しかも曹洞宗だけ。他の宗派は無し。大きさは、たいして違いませんよ。

  佐渡島の面積は、約857平方km
  嬬恋村の面積は、約337平方km

そんなに差がないのに、寺院の数、石仏の数は、何百何千倍も違っている。もう一つ言うと、現在の佐渡の寺院は、廃仏毀釈のために江戸時代にあった数の(正確な数字は忘れましたが)半数ぐらいしかのこってないはずです。 つまり、現在のものより膨大な寺院・石仏があり、それを守ってきた島民の信仰がありました。ところが嬬恋村には、常林寺と無量院しかありません。この円通殿も鎌原観音堂も住職はいません。宗教法人の形をなしていません。

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 ところで寺院に関係する建物には堂と殿があります。古くから在った宗派では堂を使いました。観音堂とか阿弥陀堂などです。これに対し、禅宗(臨済・曹洞宗)などでは、本尊を祀る建物を仏殿と言う様に殿を多用しました。円通殿は、建物こそ小さいですが、禅宗様(唐様)の影響を色濃く残したもので、禅宗風の文化がかいまみられます。





つづく。

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posted by マネージャー at 21:49| Comment(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

田代の愛妻の丘 マネージャーのミステリーツアー6

田代の愛妻の丘 マネージャーのミステリーツアー6

まず日本愛妻家協会のサイトをみてみましょう。

http://www.aisaika.org/mission/14kyabechu/aisainooka.html
http://blog.aisaika.org/?eid=761413

 農家の畑を借りて始まった小さな催しがキャベチューでした。男たちが真剣に愛を叫ぶ姿がだんだん評判になり、群馬県が叫びの丘に整備してくれました。そこを村の人たちが「愛妻の丘」と名付けました。いまではそこはドライブの名所です。村民が始めた催しが多くの人の心を動かして新名所になりました。小さな波が大きな波を作り出して現実になる。「愛妻の丘」はまるで奇跡のような出来事が生まれた場所です。

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愛妻の丘(英文名称:Aisai no Oka)
所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代字大横平2000の内
敷地面積 約2,766m2
開設年月 平成20年4月
位置 東経138度27分32.5秒 北緯36度30分19.2秒(国土地理院)
標高 1,257m
丘 階段数 37段
展望台面積 約136m2
駐車場面積 約500m2
説明板 大型1基:村名の由来、小型1基:テミル原則(英語版あり)
叫び台 名称 妻に愛を叫ぶ専用叫び台
開設年月 平成21年4月


というわけで、愛妻の丘にいってみました。

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すごく景色がいいてところです。

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思わず、みんなで記念撮影。

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 愛妻の丘は、嬬恋村田代の伝説にもとずきます。日本愛妻家協会のホームーページにもあるように、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は、世界で初めて愛妻家宣言をした人物として有名です。そこで日本武尊について紹介したいと思います。

 日本武尊は第12代景行天皇の子として誕生しました。幼名を小碓命(おうすのみこと)といい、兄の大碓命(おおうすのみこと)とは双子の兄弟とも言われています。ところが、この日本武尊は気性が激しく、兄を殺害してしまったため父からは疎んじられていました。

 そんな日本武尊は羽曳野で一人の娘と出会いました。
 名は弟橘比売(おとたちばなひめ)。
 やがて二人は結ばれました。

 しかし、日本武尊は東国の平定へと向かわねばなりませんでした。父は、東国の12か国(伊勢、尾張、三河、遠江、駿河、甲斐、伊豆、相模、武蔵、総、常陸、陸奥)が従わないので平定するよう日本武尊に命じたのでした。

 日本武尊は東征に出発。
 相模の国に入る前に奥様の弟橘比売が合流。

 船に乗って三浦半島沖から房総半島に向かいましたが、船出した直後に嵐がきました。雷鳴がとどろき、激しい雨と風に船なすすべもありませんでした。弟橘比売は「海神の祟り」だと言い、海の怒りを静めようと海に身投げしました。

 やがて海は静まり、日本武尊たちは上総(千葉県木更津)に渡ることができました。海岸で日本武尊はクシを見つけました。それが弟橘比売のものとわかると悲しみがこみ上げて、去りがたい思いでいっぱいになりました。木更津(きさらず)は、この時の日本武尊の「君さらず」からきています。

 この後、東国を平定し、日本武尊たちは帰途につきました。そして、関東地方を去るにあたって嬬恋村で
「あずまはや(わが妻や)・・・・・」
と3回も嘆き叫んだと言われております。

 その後、三重県伊吹山で、最期の戦いを行い、ボロボロになって歩くことさえできなくなります。それでも血まみれになりながら大和を目指して歩き続ける日本武尊でしたが、さすがに衰え、能煩野(のぼの)で、ついに力つきました。そして

「やまとは 国のまほろば たたなづく青垣  山ごもれる やまとし うるわし」

と歌いになられ、亡くなられました。


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つづく。

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田代の両墓 マネージャーのミステリーツアー5

田代の両墓 マネージャーのミステリーツアー5

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実は、この部分だけは書きたくなかった。
しかし、今回はあえて書きます。
嬬恋村には、両墓制の風習があったのです。

両墓制とは、遺体を埋葬する墓地と、御参りするための墓地を一つずつ作ることです。つまり一個人に対し二つの墓を作るのです。これは、私の故郷である佐渡島にも、その風習があり、私の祖母の墓は、両墓制の風習にのっとって、2つの墓がつくられました。

現在、厳密な意味での両墓制は滅びています。
というのも両墓制は土葬だからです。

と、ここまで書いても分からない人には分からないでしょうから、もっと具体的にいうと、遺体を風に曝して風化をまつ風葬という習慣があります。これも両墓制の風習の一つのスタイルなのです。遺体と魂を分けて、魂だけを御参りし、遺体は放置したままにする。そういうスタイルに近い墓地が、嬬恋村にもあったのですね。それが、ここ。田代の両墓です。

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昔、日本ユースホステル協会のマネージャー研修会で、大勢のユースホステルマネージャーを、ここに御案内したことがありましたが、松山ユースホステルのお母さんが、ここで金縛りにあいました。他にも何人かの御客様が、金縛りにあったりしています。なので、ここには殆ど、御客様を案内していません。場所も、あえて秘密にしておきます。問い合わせても、お答えできませんので、あしからず。


ちなみに、嬬恋村の田代というところは、江戸時代は馬の産地でもありました。五十戸という小さな小さな村だったのですが、村名が「田代」なのに田が皆無だった村でした。しかし、牛馬は多く、ここの牛馬が善光寺平から菜種油を江戸まで運ぶために大活躍したと言われています。

また、田代には、無数の水車があったようで、豊富な水資源を活用して、水力を利用した加工業が盛んに行われたとも言われています。


つづく。

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2010年03月01日

的岩スノーシューツアー

的岩スノーシューツアー

国道144号線の鳥居峠がスタート地点になります。
鳥居峠の駐車場は雪で覆われており、
空きスペースに車を停めます。

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林道を1時間くらいゆっくりと歩きます。
途中で体温調節しながら進みます。
林道の歩きが終わり、登山道に入っていきます。

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ここが林道終点。

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ここから2つのルートに別れていますが、林道の方を使って的岩に向かうのが一番無難でしょう。道を間違えようがないですから。ただし、念のために赤テープを貼っておきました。

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ここが的岩。
林道終点から1時間くらい。

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万里の長城みたいな的岩。
四阿山は、標高2332m。
この四阿山の中腹に的岩山(標高1746m)があります。

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 建久年間、浅間野に狩にきた源頼朝は、この珍しい岩を的にして矢を射られたといいます。鳥居峠から四阿山に向かって尾根伝いに北上すると3kmの地点にこの岩脈がある。上州側では「的岩」信州側では「屏風岩」と呼びます。また、上州側ではこの辺一帯を「天狗の露地」とも言っています。

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つづく。

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2010年02月05日

バラギ山と鬼岩の調査報告

今日は、バラギ山と鬼岩までいってきました。
あと一歩で四阿山頂上だったのですが、
吹雪で撤退。

 苦戦の理由は、バラギ山付近の稜線上の雪庇が大きかったことと、赤テープでルートをつくるのに、思いのほか時間がかかったことです。というのも、バラギ山に行く途中、大規模な林道工事が行われていて、登山道が寸断されているのと、どこの誰かはわからないが、夏道とちがうところに、新しいルートを造っているので、ルートに混乱が生じていることです。

 しかたないので、必要以上に夏道にテープを設置するはめになりました。使用したテープは、10個です。バラギ山の7合目でテープが無くなってしまいました。まあ、道が分かりにくいのは、アンテナが設置してある7合目までであって、あとは、稜線上をあるくだけなので、間違えようがないので問題はないんですけれどね。

 気になる点。
 地形図のルート、間違ってますね。
 あきらかに違います。

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=54386305

 グーグルマップの航空写真もダメです。
 現状は変わっています。

ba-22.JPG

ba-23.JPG

 あと、バラギ山までは、楽勝なので初心者ツアーでも行けそうですが、鬼岩は、一般人には無理ですね。かなりの地獄のコースです。ただ鬼岩から四阿山は、目と鼻の先ですから、そこまでいければ、四阿山の頂上に到着するのは、簡単です。

 といっても朝6時出発でないと無理だろうなあ。
 それに鬼岩は、雪に埋まってました。
 的岩のような迫力はまるでなし。
 やはり、登るなら的岩ルートが一番楽かなあ。
 疲労度は、倍くらい違いますね。
 鬼岩ルートは、文字どおり鬼です。

 今度は、パルコールゴンドラルートで、
 四阿山にチャレンジしようと思うんですが、
 さすがに、これは楽すぎて面白くないかなあ。
 どうなんだろう?
 根古岳までの遠征なら面白いだろうか?


ba-24.JPG

 それにしても2月の四阿山は、鬼ですわ!
 とてもじゃないが素人が登れるような
 甘い山ではありません。
 ここには絶対ツアーを出してはいけないと思いました。


 ただし、バラギ山は、よかった。
 楽だし展望が素晴らしいので。
 ちなみに、これは2年前のツアー写真。
 頂上は、こんな感じです。

ba-25.JPG


つづく。

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posted by マネージャー at 23:38| Comment(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月26日

四阿山登山断念。

四阿山登山断念。

5日連続で日本晴れで、満天の星空に流星雨。
そして天気予報は、週末も日本晴れ。
私も含め、週末は絶対に晴れると信じていました。

が、天気予報は外れてしまった.....orz。
でも、とりあえず四阿山に登ることにしました。
今回のメンバー。

09azu-1.JPG

高崎に住む■■さんも参加です。

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曇天なのは残念ですが、良い感じです。

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背景を見てください。
右に四阿山、左に根古岳が見えます。

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浅間山も見えますね。

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天候を予測して撤退。
次にリベンジです。

09azu-8.JPG

つづく。

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ラベル:四阿山
posted by マネージャー at 13:11| Comment(8) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

今回は四阿山2

今回は四阿山2

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すごく良い天気ですね。
青空が素晴らしい。

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つづく。

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2009年08月25日

今回は四阿山1

今回は四阿山1

愛妻伝説の山です。
夫婦で登ると、永遠の愛が得られる山です。
ちなみに、これは愛妻の鐘。
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なぜ愛妻伝説の山かと言いますと
大和武尊が、この山の山麓で、
亡き妻を偲んで
「わが妻よ!」
と3度叫んだために
「わが妻山」
と呼ばれるようになり、それが訛って
四阿山になったからです。

ちなみに嬬恋村は、「わが妻群」となり「吾妻郡」になりました。

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何か発見したらしい。

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これが浅間山。
浅間とは、火山のことを言います。
古くは、富士山も浅間でした。
富士山の麓に浅間神社がありますね。

阿蘇山も、浅間ですが、
浅間とは書かずに、阿蘇と書いたのは、
訛ってしまったためです。

ちなみに愛妻の鐘を鳴らしていたのは、熊本出身の方でした。

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これは湯の丸山。遠くに蓼科が見えますね。

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ホシガラスが多いんだよね。
この山には、松ぼっくりが多いからねえ。
冬にそなえて喰いまくっています。
ちなみに、カラスに似てませんが、
鳴き声は、喉を潰したカラスの声に似ています。

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鎖場もあります。

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つづく。

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posted by マネージャー at 07:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

的岩ハイキング2

的岩ハイキング2

支えています。

09mato-05.JPG

 『嬬恋村誌』によれば、
「建久年間、浅間野に狩りに来た頼朝は、この岩を見て珍しく思い、岩を的にして矢を射させることにした。この話を聞いた力自慢の男が、(中略)持っていた握り飯を、岩を目掛けて投げつけた。岩には大きな窪みができた。その大きさは3尺ばかりだった」
とあります。

その穴で記念写真を撮っているわけですね。

 この的岩は、的岩山と吾妻山を結ぶ尾根上、標高1769メートル地点に、北より東約30度の方向を軸として直立します。その長さは、約200メートル、高さは20メートルに達します。厚さは3メートル前後で巨大な屏風を思わせます。

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 岩質は、含橄攬石複輝石安山岩。地殻の中のマグマが、その上にあった火山砕屑岩層の割れ目に沿って、板状に貫入し凝固したものです。それがその後、侵食によって周囲の脆弱な部分が排除されてできあがりました。いわゆる注伏節理ですね。3メートルの六角柱状の俵を積み重ねたような形をしています。

 火山地質学的にも非常に貴重なものとされ、昭和15年には国の天然記念物に指定されています。で、県境にありながら所有者は、真田町外一市一町共有財産組合になっており、その管理は旧真田町(現上田市)とされています。嬬恋村の行政区にありながら嬬恋村の文化財としては、認定されていません。

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 これは、古くから四阿山信仰の拠点として旧真田町があったからです。嬬恋村では、修験道は、それほど盛んではなく、逆に旧真田町では、盛んに四阿山で修験道の修行を行っていたためです。広大な面積の嬬恋村に寺院は2つしかありません。しかし、旧真田町には、数多くの寺院があり修験道も盛んでした。それで四阿山の的岩を所有するに至るわけです。

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 四阿山は修験道の霊山でした。この霊山への鳥居峠からの参詣道を、尾根に沿って進み、標高1800メートルあたりのところに「華童子宮跡」があります。この童子とは、如来の王子または1番弟子である菩薩の別名とみられています。また修験道では入峰・出峰の行事を蓮華会と言っています。つまり、「華童子宮」の華は蓮華会の華であり、華童子宮とは、蓮華会のための童子の常駐する場所と考えられます。つまり山頂の奥ノ院と、鳥居峠の中間に位置するため、中宮的性格をもったものとも思われます。

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 残念ながら、この宮は、廃墟となっていますが、石塁に囲まれた建物跡と灯籠の石柱などが、まだ残っています。また、この宮跡の手前の賽の河原とされる地には、直径数メートルの積み石塚状の構築物が三箇所ほど確認されています。

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つづく。

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