志村けん死亡のニュースで、コロナウイルス騒ぎが大きくなってきています。
しかし、日本は、世界全体で見た場合、コロナウイルスによる死亡者が少ないんですよね。で、世界中がそれに注目して、その原因にBCG予防接種にあるのではないかと言われており、ドイツやオーストラリアなどで治験が始まっているというニュースが出回っていますが、本当のところどうなんでしょう?
https://togetter.com/li/1486290 @ドイツ
旧東ドイツ→ソビエトBCG(感染率が少ない)
旧西ドイツ→欧州系BCGを1998年中止(感染率が多い)
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/2020/03/29/122234 A日本
1951年以降の全乳幼児にBCG
日本の死亡は1951年以前生まれの高齢者に劇的に偏る
(志村けんは、1950年2月20日生まれなので摂取されてない可能性がある)
B世界
BCGワクチンを打ってない国の感染拡大
◆BCGワクチン接種が被害を少なくしている?
新型コロナウイルス感染が小児で少ない理由は、はしかや風疹を予防するために接種する生ワクチンの意図せぬ効果ではないか?という仮説を言っていた研究者たちが、いたようなのですが、それを裏付ける論文もでてきました。米ニューヨーク工科大学(NIC)の研究チームの論文によると、結核を予防するためのBCGワクチン接種を実施してきた国はコロナ19による死亡者が少なかったと言います。1920年代と1947年からそれぞれBCG接種を始めたブラジルと日本は、死者が100万人当たり0.0573人と0.28人。被害の大きいイランと中国の場合、接種が遅れ、途中で空白があった。
◆BCGワクチンの株の違いで効果が違ってくる?
ただし、接種率で分けると信憑性に欠けるとも言われています。2016年のwhoのデータだと中国より日本の方がBCG接種率は低く(8割)、接種率は中国はよいので、株の違いなのかな?とも言われています。BCGワクチンと言っても、色々株があり、日本は東京172、中国はデンマーク株の亜型の上海株。イランはパスツール1173株で、隣国イラクは東京172株。で、イラクは、イランに比べ流行数は抑えられています。
◆さらに摂取方法の違いで効果が違ってくる?
BCGワクチンは株だけでなく、接種方法の違いで力価が高くなっていると言います。日本では管針法によりBCGを接種していますが、WHOの接種方式はBCG液0.1ml皮内接種。日本のBCGの力価はWHO標準よりも160倍濃い濃度だったらしい。これが被害を少なくしているという仮説もでてきています。これが本当なら日本は、WHOの言うことを聞かず、WHOの推奨するデンマーク株を使わず、WHOの推奨するBCG液0.1ml皮内接種をやらずに、管針法によりBCGを接種にしたおかげで被害を食い止めたということになります。WHOを無視した独自の方法で、BCG摂取したために被害の拡大を食い止めたということになる。もし、これが本当ならWHOって・・・・。
◆日本国内の外国人陽性反応者が急増
http://vox.hatenablog.com/entry/2020/03/28/172032 上のサイトでは、日本国内の外国人陽性反応者が10倍に増えていると報告が。
(日本人は5倍なので、外国人の増え方の異常性がきわだつ)
•3月01日時点での日本国内陽性反応数: 0224 ◦日本国籍: 180名−その他: 044名
•3月27日時点での日本国内陽性反応数: 1349 ◦日本国籍: 934名−その他: 415名
(このままいくと日本人と外国人の患者数が逆転し、コロナ患者の大半は外国人となる日も近い?)
このような違いが生じた理由も、BCGを接種とコロナ患者の関係を疑われているかもしれません。
◆日本株のBCGワクチンを使っている国が、新型コロナの死者が少ないことが明確にわかるサイトがあります。
注目すべきはイラン(パスツール株)とイラク(日本株)の違いです
圧倒的な差があります
http://www4293gi.sakura.ne.jp/graph_covid-19_BCG.htm 日本 (日本BCG) 感染者 1846人 死者 56人
パキスタン(日本株) 感染者 1500人 死者 14人
タイ (日本株) 感染者 1988人 死者 7人
台湾 (日本株) 感染者 252人 死者 2人
オマーン (日本株) 人口 4829 死者 0
ナイジェリア(日本株) 人口 195875 死者 1
イラク (日本BCG) 感染者 506人 死者 42人イラン(パスツール株) 感染者 38309人 死者 2640人 ◆【日本呼吸器学会速報】 寝たきり高齢者へのBCGワクチンで肺炎発症の予防に効果 寝たきり高齢者へのBCGワクチン接種により、肺炎発症の予防が可能になりそうだ。3月15日の一般口演「肺感染症12−肺炎球菌/ワクチン」で、東北大学老年呼吸器内科の大類孝氏(写真)が発表した。 大類氏らは、高齢者介護施設に入所中でADLが低下した高齢者155人を対象とし、まずツベルクリン反応を行い、その結果に基づいて、陽性者(PT群)と陰性群にわけた。さらに、陰性群を無作為にBCG接種群および非接種群(NT群)に振り分けた。BCG接種群については、接種4週間後に再びツベルクリン反応を行い、陽転者を同定(CT群)、その後2年間に渡りそれぞれの群における肺炎およびその合併症の有無、入院率、生命予後などを追跡した。その結果、新たな肺炎の発生は、NT群では44例中19例(42%)に確認された。一方、CT群では41例中6例(15%)、PT群では67例中9例(13%)に確認されただけで、特にCT群ではNT群に比べて、肺炎の発症率が有意に抑制された(p=0.03)。 これらの結果から研究グループは、「BCG接種は寝たきり高齢者において、肺炎予防効果があることが明らかにされた」と結論付けている。https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/237265.html しかし、本当のところ、どうなんでしょう? 東京172株のBCGワクチン管針法によりBCGを接種で、本当に日本の被害が少なくなってたのでしょうか? あくまでも仮説です。ただ、志村さんは、BCGを接種していたのかなあ? 70歳だとしてない年齢になるなあ。もし仮にしていたとしたら、BCGの効果は高齢者には薄いということになる。
VIDEO また、最近になって注目されているのが、
ワクチン専門医の本間真二郎先生の見解です。
https://www.facebook.com/shinjiro.homma 本間先生によると、
「新型コロナの重症化はウイルス自体の影響ではなく、獲得免疫系(新型コロナウイルスによって出来た体内の抗体)が、強すぎて肺の細胞を殺すことによって起こっている」
ということらしい。
結局、新型ウイルス自体が脅威なのではなく、
私たちの自然免疫の低下が原因で
獲得免疫(抗体)が暴走して重症化するということらしい。
なにしろ人類が初めて遭遇するウイルスなので、私たちには獲得免疫(抗体)がない。
なので、発熱といった症状がでないまま、病状が進行してしまう。
そのうち獲得免疫(抗体)が体内にできあがってくると、その抗体が暴れ出して重症化する。
ただし、自然免疫がある人は、抗体ができあがるまで病状の進行を遅らせてくれる。
ここがポイントだという。
本間先生によると、重症化になってしまうケースと軽症で治るケースとの分かれ道は、
「自然免疫がしっかりと働いているかどうか」
というところにあるらしい。
ウイルスが体内で増殖するとき、私たちの細胞の中に入りこみ自分のコピーを作ります。新型コロナウイルスがコピーできる受容体を持っている細胞に感染していく。新型コロナの場合は、ACE2の受容体をもつ細胞(腸や肺に多い)で増殖していく。しかも、この細胞は、免疫反応を制御する細胞らしく、そこで増殖していく。
で、増殖した細胞は、体内で獲得された免疫(抗体)よって殺される。なので獲得免疫(抗体)が発動すると新型コロナウイルスだけでなく、それに感染した免疫反応をコントロールする細胞までもが大量に破壊されてしまい重症化してしまう。つまりウイルスが侵入した肺や腸の細胞が、抗体によって破壊されて重症化してしまう・・・ということらしい。
で、重症化せずに軽症化で終わる人たちは、自然免疫(nk細胞など)が強かったために、獲得免疫(抗体)で殺される細胞が少なかった。それで助かったということらしい。よーするに新型ウイルスに対抗するには、自然免疫(nk細胞など)を強化する必要がある。
で、対策として、本間先生は
普段からACE2の負荷がかからない生活(RASが亢進しない生活=老化しにくい生活)習慣を整えることが、COVID-19に対しても、健康的な生活を送ることに関してももっとも根本的な対策になると言っています。具体的には・・・
@腸内細菌、口腔内細菌などの常在菌を整えること
A毒物(不自然な化学物質)をとらない
B生活を自然にする
規則正しい生活、適度な運動、ストレスをためない(よく笑う)、
日光に当たる、土に触れる(アーシングも)、
口呼吸しない、よく寝る、禁煙、除菌・滅菌しすぎない・・・など
と言っています。
もし、これが本当で、自然免疫を高めることが、新型ウイルスに対抗する方法ならば、都会ならいざ知らず、自然のそばで暮らす田舎人が引きこもって良いわけがありません。引きこもるべきは、近所に自然の無い大都会の人たちであって、自然暮らししている人たちは、外に出て自然免疫を強くするべきでしょう。
森林浴が、NK細胞を活性化させることはよく知られていますし、
実験によって検証もされています。
https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/Press-release/2006/therapyNK070323.html (森林環境中に2泊3日間滞在し、森林浴前後に上記の項目を測定し、以下のことを明らかにした。 1.森林浴がヒトNK活性を上昇させた(1日目43%、2日目56%)。 その理由は、以下の通りである。 1)森林浴が有意にヒトNK細胞数及び細胞内の抗がんタンパク質を増加させた。 2)森林浴が有意にストレスホルモンを減少させ、ストレスによる免疫抑制を解除させた。 2.NK活性の上昇において森林浴の持続効果が認められた。 森林浴の1週間後においてもNK活性は45%高く、さらに1ヶ月後においても23%高かった。 一方、一般の旅行によるヒトNK活性の上昇は認められなかったため、森林滞在が免疫能を高めることが分かった。 森林からのフィトンチッドおよび森林浴によるリラックス効果がこの活性化に寄与したと考えられる) なので、田舎人が引きこもっていいわけがない。
人の少ない自然に出て行って
感染に気をつけながら自然に癒やされるべきです。
ただし、大都会の人たちや
近くに自然環境がない人たちは、NK細胞を活性化させる取り組みとして
(1)良質な睡眠をとる
(2)普段からよく笑う
(3)腸内環境を整える
が有効だと言われています。特に腸には、NK細胞をはじめとする免疫細胞の約70%が存在するらしく、免疫力を高めるには腸内を健康にする事が大切だと言います。NK細胞を活性化させる乳酸菌を含むヨーグルトなどを毎日継続して取り入れ、大豆、ブロッコリー、舞茸、生姜を積極的に摂取するとNK細胞は活性化するといわれています。
まず感染を防ぐことが一番大切です。
万が一感染したとしても、自然免疫を高めとけば重症化は防げるかもしれない。
あと、怪しいと思ったら、無理なく体を休める。
で自然免疫の強化に励む。
具体的には、良く寝て、良く笑って、腸内環境を整える。
暇だったらコーンフレークの漫才でも見ながらR1ヨーグルトを食べる。
これが今のところ新型コロナに対する有効な手段かもしれない。
というわけで、我が家は、毎日のようにハイキングしつつ、 R1ヨーグルトを食べながら 息子と一緒にEテレの「おしり探偵」で笑っています。 (R-1乳酸菌はEPS(多糖体)を作りだしてくれる乳酸菌で、インフルエンザウイルスや風邪ウイルス等と戦い体の免疫力を上げてくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化してくれるらしい。高価だけれど、ヨーグルトメーカーで増産できる。ただし、ウンチが大量に出て、最初は下痢みたいになるので、誤解されるのも嫌なので、うちの宿では御客さんには出してない) あと、話は変わりますが、嫁さんの母親(七十歳)が足を悪くしてて、あまり外出をしないのですが、唯一、ラジオ体操だけには出かけていました。しかし、それが通報されて、ラジオ体操の親玉みたいなところから禁止令の通達があり、嫁さんの母親からラジオ体操が奪われてしまった。これで嫁さんの母親は外出することもなくなり感染リスクは減りそうですが、確実に免疫力は低下するでしょうね。これが良かったのか悪かったのかは、現段階では誰にも分からない。都心なら禁止は無理も無いだろうけけれど、中途半端な田舎だと・・・どちらが正解なんだろう? 北軽井沢ぐらいの僻地(新聞もテレビ電波もこない難視聴地域です)なら問題ないし、むしろ運動推奨ですがね。
それにしても、めんどくさい世の中になったなあ。
つづく。
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