2012年05月27日

大平湿原ハイキング

草津の毒水(温泉の下水)を中和するための片品湖

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水鳥が低空飛行してるのは珍しい
ここには魚一匹、水草ひとつ無いのだから。

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穴地獄です。
珍しいチャツボミゴケ。

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春セミの羽化の誕生
珍しいものを見つけましたね

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平兵衞沼

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大平湿原
まだ藪になってない貴重な姿。

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つづく。

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2011年10月18日

大平湿原散策

秘境大平湿原は、穴地獄から2時間のところにあります。
ここは、天候が悪いと行けないところです。
地元民も、ほとんど知らない穴場です。


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大池

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平兵衛池

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 昔、草津温泉に、湯本平兵衛と言う人が居た。
 平兵衛には、はるえという美しい娘が居た。
 はるえは、ワラビとりにでかけ、美しい沼を見つけた。
 そこで水を汲んでると竜があらわれ、彼女を飲み込んでしまった。
 この様を見ていた共の者は、転げるように草津に駆け戻った。

 驚いた平兵衛は、人数を連れてはるえを助けに行った。沼には波ひとつなく、鏡のように静かで、赤いクシが浮いていた。怒った平兵衛は、池の淵を掘って、水を流してしまおうとした。すると、はるえが池の真ん中に現れた。はるえの頭には角が生えていた。その隣には、大きな竜がみんなをにらみつけていた。

「おとっちゃん、私はこうなる定めを持って生まれて来たんです。私はここで池の主と暮らします。池の水を干されたら、私たちの命はありません。どうかこのまま帰ってください」

 平兵衛は諦めるしかなかった。
 そして娘が池に入った日を命日と定めて、
 供養することにした。
 毎年、その日が来ると、ご馳走をもって池に出かけ、
 重箱を池の岸に浮かべてやると、
 重箱は、池の真ん中まで行くと、さっと沈んだ。
 そしてしばらくすると、空っぽになった重箱が浮かんできて、
 岸に戻って来た。
 平兵衛は、毎年この池に出かけていっては、重箱を供えた。


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眼下に草津

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白根山方面

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つづく。

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苔の奥入瀬「チャツボミゴケ」

チャツボミゴケって知ってますか?

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今回は、「穴地獄」のチャツボミゴケを散策。

白根火山爆発のときにできたすり鉢状の穴で、
穴の底からは強酸性の湯が湧き出していました。
その中に転落すると出られなくなり死んでしまうというので穴地獄。

戦争中に鉄鉱石を採掘するために採掘工場を建設。
すり鉢(穴地獄)を破壊してしまいました。
ですから、現在は穴地獄はなくなっています。

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今回のメンバー。

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チャツボミゴケは、強い酸性の水が流れる場所でしか生育できない性質のコケ。
穴地獄には、遊歩道が整備されいて、コケを間近でみることができます。

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苔の奥入瀬、奥草津休暇村のチャツボミゴケ
この種類のこけが、これほど大規模に自生しているのは、
本州では、ここだけです。

(実は、小串鉱山にもあったりします)



JFE奥草津休暇村(群馬県吾妻郡六合村大字入山字元山13−3)
電話0279-95-5111
入村料210円



つづく。

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2009年10月22日

紅葉の大平湿原ツアー4

紅葉の大平湿原ツアー4

次は展望台に向かいます。

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浅間山が見える。

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展望台。

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眼下に草津の街。

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平兵衛池。
悲しい伝説があります。

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つづく。

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2009年10月21日

紅葉の大平湿原ツアー3

紅葉の大平湿原ツアー3

大池から1時間ほどで大平湿原です。


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そこからさらに1時間歩くと、芳ヶ平湿原。
いつか白根山から縦走をしたいですね。

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これが滅びつつある大平湿原。

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カラマツの紅葉が美しい。

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つづく。

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ラベル:紅葉 大平湿原
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2009年10月20日

紅葉の大平湿原ツアー2

紅葉の大平湿原ツアー2

おや、何か見つけたようです。

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大池です。紅葉が美しい。

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つづく。

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ラベル:大平湿原 紅葉
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2009年10月19日

紅葉の大平湿原ツアー1

紅葉の大平湿原ツアー1

 土井君は、高峰方面に行こうとしていましたが、私は大平湿原は、紅葉のピークだと睨んでましたから、御客様を焚きつけてみました。
「おすすめは大平湿原ですよ」
とね。すると、御客様が乗ったので、ツアー成立。

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行ってみれば大正解!
まさに紅葉のピーク!

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言うこと無しの美しさ。
おまけに晴天。

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この川は鉱泉です。
硫黄臭が漂います。

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これは穴地獄のチャツボミゴケ。
硫黄臭がただよいます。

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これが穴地獄の全景。
谷間のあちこちから、30度ほどの鉱泉が湧き出ています。

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ちなみに今回のメンバー。

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つづく。

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2009年10月05日

大平湿原ツアー2

初の大平湿原ツアーです。

やはり、大平湿原は、滅びていました。
写真を見てください。
笹だらけ。
昔は、水芭蕉が咲いていたのに!

ここ数年の乾燥化は、
酷いものがありましたから。

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しかし、奥の方には行っていません。
昔は、登山道から外れた奥地に湿原が残っていました。
しかし、今は行くのはやめときます。
もし、湿原が残ってたときのことを考えて、
これ以上のダメージをあたえたくなかったので。

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お昼御飯。
川は、酸の水。
毒水です。
下流にある品木ダムで、
毒水を真水に替えるまでは、
生命もやどりません。

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草津温泉に泊まった人は、わかるかと思いますが、
草津温泉市街には、
虫が一匹もいません。
真夏でも、蚊も蛾もいません。
虫が住めないんですよ!
虫が住めない町。
それが草津なのです。
そして、その原因が、温泉と、この毒水にあるのかもしれません。

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眼下に草津の街が見えます。

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さて、彼らは何をみているのでしょうか?

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これです!
品木ダムです。
毒水を真水に替える魔法のダムです。

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このダムで、1日に10トンの石灰石を使って
毒水を真水にかえています。

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エメラルドグリーンの色をしているのは、そのためです。
オンネトーみたいな色をしてますね。
白根山の湯釜のような色です。
つまり酸の水。

もし、このダムで中和してなかったら、ダムは、3年くらいで溶けてボロボロになってしまいます。だからヤンバダムは、長いこと作れなかった。でも、この品木ダムの施設によって、解決したわけです。ただし、そのために村が一つ無くなっています。

6つの村が合併して六合村。
そのうちの一つが無くなったので、
今は、六合村というより五合村なんですよ。


どうでもいいけれど、ヤンバダム中止するなら
鳩山さんと、小沢さんの地元のダムも中止しなさいよ。
どうして、西松建設かかわってるダムは中止できないですか?


誤解の無いように言っておきますが、
私は10年前からダム反対だったし、
ホームページにも書いてきました。
でも、今回のヤンバ事件は酷いと思う。

特に川原湯の人たち、長野原の人たちには同情します。


つづく。

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2009年10月04日

大平湿原ツアー1

初の大平湿原ツアーです。

ここは穴地獄。
生き物の生存を許さない強酸性の沢に
奇跡の苔があります。

これがチャツボミコケ。

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この苔は、酸の湖にしか生存できない珍しい苔。
あたりには、卵が腐ったような硫黄臭。
動物たちが酸欠で死んでしまうので、
穴地獄といわれています。

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ここから1時間ほど山を歩くと、
大池があります。
残念ながら、紅葉には早かったようです。

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そして、さらに30分歩くと、平兵衛池。
美しい池ですが、こんな伝説が。


 昔、草津温泉に、湯本平兵衛と言う人が居た。
 平兵衛には、はるえという美しい娘が居た。
 はるえは、ワラビとりにでかけ、美しい沼を見つけた。
 そこで水を汲んでると竜があらわれ、彼女を飲み込んでしまった。
 この様を見ていた共の者は、転げるように草津に駆け戻った。

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 驚いた平兵衛は、人数を連れてはるえを助けに行った。沼には波ひとつなく、鏡のように静かで、赤いクシが浮いていた。怒った平兵衛は、池の淵を掘って、水を流してしまおうとした。

 すると、はるえが池の真ん中に現れた。はるえの頭には角が生えていた。その隣には、大きな竜がみんなをにらみつけていた。

「おとっちゃん、私はこうなる定めを持って生まれて来たんです。私はここで池の主と暮らします。池の水を干されたら、私たちの命はありません。どうかこのまま帰ってください」

 平兵衛は諦めるしかなかった。
 そして娘が池に入った日を命日と定めて、
 供養することにした。
 毎年、その日が来ると、ご馳走をもって池に出かけ、
 重箱を池の岸に浮かべてやると、
 重箱は、池の真ん中まで行くと、さっと沈んだ。
 そしてしばらくすると、空っぽになった重箱が浮かんできて、
 岸に戻って来た。
 平兵衛は、毎年この池に出かけていっては、重箱を供えた。

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つづく。

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2009年10月02日

秘境・大平湿原

秘境・大平湿原。
芳ヶ平の隣にありますが、
実は、滅びつつある湿原です。

私も2回しか行ってないのですが、10年前は水芭蕉が咲いていたのですが、湿原が乾燥しつつあるために、今じゃ笹に浸食されています。

滅びる寸前の湿原です。

おまけに芳ヶ平からのコースが封鎖されたために、訪れる人も皆無になりました。現在、行けるルートは、六合村ルートのみです。

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ここは、群馬鉄山の跡地です。
鉄鉱石の廃棄物を住処にしている珍しいチャツボミ苔。
天然記念物でもあります。

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ここを穴地獄と言います。

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秘境大平湿原は、穴地獄から2時間のところにあります。
ここは、天候が悪いと行けないところです。
地元民も、ほとんど知らない穴場です。

スタッフの土井君も行ったことがありません。
今回は、御客様も少ないことだし
土井君のガイドの幅を広げるために、
ここで彼を特訓してきます。

いろんなバリエーションがありますからね。
スノーシューにも使えますし。
頑張れば、芳ヶ平にもいけるし。

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つづく。

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